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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはアドベンチャーであっても基本的にはノベルカテゴリとして扱っています(ただし、ツクール製の場合など、ごくまれに例外があります)。    コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリから

さよなら、白百合

12歳以上推奨・残酷描写あり・LiveMaker製・和風・中編・選択肢あり・
難易度やや高め・ED4種類(真ED1種類)

女学生が、中退した親友の家を訪れるという内容です。大正時代が舞台となっています。
後半には、画面をクリックして進める脱出ゲーム要素があります。

脱出ゲームパートは数か所あります。どれも途中で詰まってしまいました。
けれども、攻略のヒントが同梱されているので、それに頼ることでエンディングを迎えることができました。

ストーリーは、親友に隠された秘密を、主人公が知ることになるというものです。
序盤では、親友が容姿、性格ともに麗しいところに惹かれました。後半では、何故そのような人物になったのかが明かされ、周囲の人が与える影響の強さを感じました。
真相に関しては、ところどころに伏線が張ってあり、わかりやすいものでしたが、そのおかげで結末に期待できました。

学校の制度や登場人物の家族関係など、大正時代ならではの描写が多くありました。
今までは考えたこともなかったのですが、当時には現代以上の努力や苦労があったということを学びました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

2018年6月4日追記……現在公開されているバージョンは、作中のヒントが初期のものより増えているようです。

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かや姉小さな旅 番外編 ~フジマル婚活パーティーに行く~

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

内容は、サブタイトルに書かれている通りのものです。シリーズものの中の1つですが、単独でプレイしても問題ありません。

ストーリーは、制作者の方の実体験が元になっています。そのため、描写に説得力がありました。
現時点では婚活パーティに行ってみたいという考えは全くありませんが、どのようなところなのだろうと気になったことはあります。それを手っ取り早く知ることができて、新しい世界をのぞいたような気分になれました。

「かや姉小さな旅」シリーズは基本的に、電車に乗ってどこかへ訪れる物語となっています。ただし、この作品は番外編なので、異なった構成となっています。
それでも、一部で鉄道に関する話題が出てくる場面があったことは嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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双子魔道士と天気の精霊

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類・一部ボイスあり

ある双子が、ある村で雨が降らなくなってしまったという問題を解決しようとするという内容です。
「双子魔道士のおつかい」の続編にあたりますが、こちらからプレイしても問題ありません。

前作と同様に、戦闘のチュートリアルを見ることが可能で、大事な局面ではヒントをくれるので、RPGの初心者に対しても易しいゲームだと思います。
また、双子という設定を生かした「ふたりがけ」という連携技システムがあり、カットインが入るのでどんどん使いたくなりました。

メインキャラである双子は、良心から行動していたように思います。困っている人の手助けをしていて、好感が持てました。
今作の場合は、少しではあるものの彼らの師匠にも見せ場があり、前作との差異を感じました。

作中のBGMもいくつか作曲されていて、そこがすごいと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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日本語に関する書籍

2冊同時に紹介したいと思った本があります。下記のもので、概要はタイトルの通りです。

『語彙力こそが教養である』齋藤孝・角川新書・2015年
『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』サンキュータツオ・角川文庫・2016年

一部ではありますが、どちらにも共通して書かれていることがあります。様々な状況に対して、「やばい」や「可愛い」という単語がひとくくりにして用いられるときがあるということです。
それについて、前者は、日本には他にも多くの表現方法があるのだから、別の言葉も使ってみてはどうかというスタンスをとっています。後者は、日本語は常に変遷するものであり、相手に伝わるのであればこのような使い方をしてもかまわないといった意見が書かれています。

どちらも大学で日本語に関することを教えている立場の方が著者であり、同じ出版社から刊行されている本でありながら、正反対のことが書かれていて笑いそうになりました。
前々から薄々感じてはいたのですが、この2冊を読むことで、「本に書いてある事柄が正しいとは限らない」と確信しました(実際、小学校に置いてあったある本に載っていたものに間違いがあったと、高校卒業後に知って驚愕した覚えがあります)。

この2冊の場合は、どちらか一方のみが正しいという答えはないと思います。だからこそ、両方を読むことによって得られた満足感がありました。

ただ、娯楽として読むのであれば、『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』を推奨します。
ノリが軽いため人を選ぶかもしれませんが、複数の国語辞典が擬人化されたキャラクターとともに解説されていて、中身が頭に入ってきやすかったです。また、自分に合った辞書を判断してくれる「辞書占い」が載っていて、診断した後に当該辞書の説明ページを見ると、納得できるような気持ちになりました。

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サイオウマガトキ

吉里吉里製・ノベル・現代ファンタジー・中編・選択肢あり・難易度やや高め・
ED3種類(真ED1種類)

男子高校生が、見知らぬ人に突然襲われそうになるという内容です。
そのとき、彼の目の前に1人の少女が現れます。

バトルシーンが中心となっていて、熱い展開が多かったです。
メリハリのあるストーリーに加え、メインキャラの見せ場となる場面でスチルが出てくるところに楽しさがありました。また、人物以外のスチルもあり、それが格好良かったです。

主人公には、苦手としているものが1つあります。世の中には難なくこなすことができる人もいるかもしれませんが、意外と難しいことです。
しかし、彼はそれを自身にとっての課題であると考え、徐々に乗り越えようとしていくため、応援したくなりました。そして、今の私にはできないことでもあるので、彼の強さを感じました。

ヒロインは、そのような主人公の成長を手助けしていて、親しみが持てました。

制作者の方のサイトはこちらです。関連小説を読むこともできます(小説を先に読んだ場合だと、攻略が簡単になります)。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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