忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

異世界ラジオ

ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度普通・
ED5種類(真ED2種類)

記憶を失い異世界に転生した主人公が、ラジオのパーソナリティの仕事をすることになるという内容です。
一部、時間制限があります。

最初に、主人公の名前を入力する場面があります。このようなゲームの場合、大抵は入力した文字が主人公の名前になるのですが、この作品の場合だと直後に主人公から「違う」と否定されました。
主人公の名前を知るために読み進めたくなる導入でした。

基本的には、リスナーからの相談に答える選択肢が出てきた後、3分間のフリートークをする時間が設けられています。
フリートークの時間は、実況動画をアップロードされる方であれば、選択肢を決めた理由などを、視聴者に向けて語ることができると思います。
話す必要がない場合は、スキップすることが可能です(ただし、スキップするとメニュー画面が開けなくなるので注意が必要です)。

リスナーからの相談内容が、物語の真相に大きく関わっている点が好みでした。
ラジオという、現代の日本に存在する媒体が題材でありながら、ファンタジーならではの展開で、面白かったです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

PR

拝啓、水底のあなたへ

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

半漁の少女が、文通相手に会いに行くという内容です。
一方で、文通相手にも動きがあります。

アイテムを入手できる場所や、調べると台詞が出てくる場所はわかりやすく表示されます。
同じマップでも、ストーリーが進行すると台詞やキャラクターが変わるところがあり、面白かったです。

主人公と文通相手が出会えそうでなかなか出会えないという過程を楽しむことができました。
メインキャラクターは3人で、皆可愛かったです。

落ち着いた雰囲気のイラストも好みでした。

制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ」で公開されています。

拍手[0回]

なにもできないけどそばにいる

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ペットのミミが、飼い主のそばにいるという内容です。
一部を除き、文字はひらがなで表示されます。

人間とペットは、言葉を交わすことができません。そのため、ペットが普段何を考えているのか、飼い主は知らない可能性があります。
それでも、飼い主の感情がペットに伝わることはあるのかもしれないと思いました。
主人公のミミが健気で、好感が持てました。

選択肢ボタンは出てきますが、分岐はありません(意味はプレイするとわかります)。
それが、タイトルを強調していたように感じました。

制作者の方のブログはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

ちょっと待ってよアズマさん!

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED5種類

男子高校生が、転校してきた女の子と仲良くなろうとするという内容です。
制作者の方の小説が元になっているそうですが、単体でもプレイできます。

テンポよく進む、友情寄りのストーリーに魅力がありました。
お互いに相手のことを全く知らない状態から、少しずつ打ち解けていく様子を楽しむことができました。

エンディングは、Normal、BAD、Good、Bitter、Sweetの5つです。
条件を満たすことによって開放される、とある要素を使うと回収しやすくなりました。
Good ENDとSweet ENDが特に好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

ケートス号にまつわる記録

15禁・ティラノスクリプト製・ノベル・SF・短編・選択肢あり・難易度低め・ED4種類

人の精神を狂わせる歌を歌うようになってしまった無人潜水艦「ケートス号」を監視するために、別の潜水艦「ハイドラ号」が送り出されるという内容です。
主人公は、ハイドラ号に搭載されている、とあるシステムです。

グラフィックに惹かれてダウンロードしました。
潜水艦のマップが出てくる場面で、イベントを進行させるためのヒントが出てくるので、プレイしやすかったです。
エンディングは、最後の選択肢のみで分岐します。しかし、全ての選択肢を回収した方が、世界観を詳しく知ることができて面白いと思いました。

物語は、戦争が終わった後という設定です。
それに影響を受けた登場人物たちの言動には、複雑な思いを抱きました。
善悪の基準は時代や状況、人によっても異なり、「正しいこと」とは何かを判断することは難しいと考えました。

主人公は機械ではあるものの、感情を持っているような描写があります。
それにきちんとした理由があった点も好みでした。

主人公以外のメインキャラクターは4人です。
兵士の東漸(とうぜん)、技師の南波(なんば)にスポットが当たったルートが、特に魅力的だと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[1回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
3 4 9
10 11 12 15 16
17 18 19 20 22 23
24 25 28 29 30
31

リンク

カテゴリー

最新コメント

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.