ティラノビルダー製・ノベル・SF・短編・選択肢なし・ED1種類
内容はタイトルの通りです。
人々からの相談に答えを返すAIを題材とした物語です。
セーブ・ロードはありませんが、数分で終わるので問題ないと思います。
本編のイラストも少なめで、シンプルという印象を受けました。
近年出てきた都市伝説の中には、AIの危険性を語るものがあるらしいです。
真偽やどれくらい広まっているのかなどの疑問点はありますが、このような都市伝説を扱った物語は基本的に好みなので、興味深かったです。
作中には、登場人物がAIに「生きる意味」を問う場面があります。これは、私もAI(Google Gemini)に質問したことがあります。
いろいろと会話をしましたが、答えは「今生きている人間、主に自分自身の喜び」のみを重視したもので、求めていたものではありませんでした。私は結局、「それは現実逃避です」と返しました(現実逃避は私自身がいつもしている行為なのですが)。
ただ、AIは私が何を書いても、私の答えを一旦肯定した後に「今に価値がある」という意味合いの前向きな回答をするというプロセスを繰り返しました(それにイライラしてしまって中断しました)。
この物語を読んでいると、AIと私のやりとりを思い出して、人間側を応援したくなりました。
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