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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ドラえもんを本気でつくる

大澤正彦・PHP新書・2020年

タイトル通りのことが書かれている本です。
著者は、AI技術をもとに、ロボットをつくる研究をされている方です。

この本で書かれている「ドラえもん」とは、便利なひみつ道具を出してくれる存在という意味ではありません。ここが、重要なポイントだと思います。
著者がつくっている「ドラえもん」は、のび太の友達のように、人とコミュニケーションをとることによって人を支えてくれる存在のことです。
だからこそ魅力があり、著者の考えや研究の過程を知ることによって、完成して普及したら良いなと思いました。

理系ではない自分にとってもわかりやすい文章で書かれていて、読みやすかったです。

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アレにもコレにも! モノのなまえ事典

杉村 喜光・ポプラ社・2019年

日常でよくみかける、様々なものの名前が紹介されている本です。
児童書ですが、大人でも楽しめると思います。

書店で表紙のイラストを見たとき、名前がわからなかったものがあり、答えを知りたくて購入しました。
今までに何度も目にしているのに知らなかったものの名前を知ることができて、満足しました。

クイズ形式になっていて、答えが書かれているページには語源などの解説があるため、頭に入りやすかったです。
また、イラストがかわいかったです。

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「カルト宗教」取材したらこうだった

藤倉喜郎・宝島社新書・2012年

タイトルの通りの内容で、著者の実体験が書かれている本です。

私自身、「カルト宗教」と呼ばれている、統一教会(現在の名称は世界平和統一家庭連合)に関係している団体、CARPに関わったことがあります。以前、このブログの中で記事としても書きました。
実際に関わったことで、CARPという団体には問題があるという実態を、多くの人に知ってもらいたいと思いました。

ちなみに、インターネット上の話になりますが、私が関わったよりも後のCARPに所属しているという人の意見には、「以前は団体名を隠していたかもしれないが、今は勧誘するときには統一原理を学ぶと説明している」というものがありました。
ただ、それが事実だとしても、相手が「統一原理」とは統一教会(世界平和統一家庭連合)の教義のことであると知らなければ、団体名を教えたことにはならないのではないかと感じました。

この本の中で多く出てくる団体は、統一教会以外です(統一教会について書かれている場所もあります)。
著者が各団体の現場に行って見聞きしたことが書かれているので、真実味がありました。
「カルト宗教」への彼の対応の仕方については、「それは大丈夫なのだろうか」と疑問に思う部分はありました。ただ、被害をできるだけ少なくするために、CARPや統一教会に限らず、「カルト宗教」と呼ばれている団体がどのようなことを行っているかが書かれている、このような本は世の中に必要だと考えました。

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プチ哲学

佐藤雅彦・中公文庫・2004年

「考える」ということがテーマとなっている本です。
著者は、「ピタゴラスイッチ」や「だんご3きょうだい」などを作った人です。

タイトルに「哲学」と入っていますが、難しくありません。
イラスト付きで文字数も少ないので、読みやすかったです。

ほとんどの人が日常生活で、何かしら物事を考えているはずです。その中で、新しい発想が生まれたり、1つのものに対して様々な捉え方をすることができるということは、素敵なことだと思いました。
本文中にも書かれていますが、読み進めることによって「考えてみることは楽しい」いう結論に至る本でした。

そして、私では思いつかないことが多く書かれていて、驚きつつも羨ましくも感じました。
著者のように、毎日の中で新しいことに気付き、それを生かすことができるようになりたいです。

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中学1年生からの脱出 (謎解き×5教科攻略)

学研プラス・2018年

謎解きクイズ形式で、中学校1年生で習う範囲の勉強ができる参考書です。
中学校はずっと前に卒業したのですが、「謎解き」という部分に惹かれて購入しました。

中学1年生だった頃、私は「参考書」というものの存在を知りませんでした。
知っていたとしても、宿題を終えるのに夜中までかかっていたため、参考書に触れることはなかったと思います(今考えると、字をきれいに書こうとしていたことが主な原因だった気がしますが)。

現在は、当時と比べると時間に余裕があるので、この本を読むことができました。5教科の要点がわかりやすく載っていて、復習になりました。

そして1番重要なポイントは、5教科を勉強することによって解くことができる、「謎解きクイズ」があるという点です。
中にはヒントを見ないと答えが予想できない問題もありましたが、謎解きがあるおかげで、「勉強する」というよりは「遊ぶ」という感覚で楽しむことができました。

難点としては、最終問題の答えを見たい場合はQRコードを利用する必要があるというものです。携帯電話を持っていない場合は答えを確認できないため、ネタバレになるとしても書籍の中に載せて欲しかったです。
とはいえ、それまでにあった謎解きを参考にすれば解ける問題であり、携帯電話がなくても影響はあまりないのかもしれません。

ちなみに、まだ読んではいませんが、『中学2年生からの脱出 (謎解き×5教科攻略)』という本もあります。

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