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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

インコのキーちゃん

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・ホラー要素あり・短編・
選択肢なし・ED1種類

インコのキーちゃんと女の子が、おしゃべりをするという内容です。
主な話題は女の子が大好きな、彼女の兄に関することです。

全4章で、どの章を読むかを最初に選ぶことができます。
テーマに合わせて「第1話」ではなく「第1羽」という表記が使われていたり、各章を読み終わるとタイトル画面に変化が現れたりする工夫が面白かったです。

キーちゃんは、本当にインコなのかと疑うほど口が達者でした。
女の子は、ヤンデレという私好みの属性で、他の登場人物と接したときの心情の動きに興味が持てました。

作中では、詳細は語られない場面もいくつかあります。
そのため、想像の余地がありました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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終焉逢瀬

残酷描写あり・BL要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・(多分)近未来・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

内容はタイトルの通りです。
世界が終わろうとしている中、男子高校生2人がカフェで待ち合わせをします。

キャラクターや背景のグラフィックが探索型のADVのようで、可愛かったです。
エンディング分岐に大きく関わるのは選択肢ですが、画面上にあるオブジェクトをクリックする場面もあり、楽しめました。

作中では悲惨な出来事が起こっているものの、どちらかといえば、メイン2人は冷静さを保っているように見えました。しかし、終盤で主人公の内面を知ると、狂気をはらんでいるのかもしれないと思いました。
また、彼らはお互いのことを意識してはいますが、「2人で共にいる世界」というよりは、「自分のイメージする相手が含まれている自分だけの世界」を、理想としているような気がしました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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教室に巣食う悪魔たち

18歳以上推奨・15禁・性的表現あり・残酷描写あり・ティラノスクリプト製・
ノベル・現代学園もの・中編・選択肢なし・ED1種類

とある悲惨な事件が起きた高校で、主人公が関係者などと行った会話を振り返るという内容です。
オートセーブで、再開時は中断した時点から始まります。

登場人物それぞれが闇を抱えていて、ほぼ全員が怪しく見えました。彼らの台詞は、どの部分が本当でどの部分が嘘なのだろうかと、考えながら読みました。
また、事件に対する学校の対応、特に、生徒へのアンケート結果の発表の仕方が、実際にもあり得そうだと思いました(作中のようなことは、ない方が良いのですが)。

後半になるにつれ真相に近づきながらも、物語が二転三転し、盛り上がりを感じました。
エンディング後の展開もボリューミーで、読み応えがありました。
全てのストーリーが終わったタイミングだけはわかりにくかったものの、その後に見られるようになる、おまけ要素も楽しめました。

参考文献の量から、真剣さが窺えました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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一緒に地獄へ行きしゃんせ

百合要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・和風・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

主人公(プレイヤー)が、知らない場所に迷い込むという内容です。
そこで、1人の少女と出会います。

探索要素があり、画面上に表示される青い三角形をクリックすることによって、ストーリーが進みます。
クリックする回数によって文章が変わるところが面白かったです。

エンディングは、Nomal EndとTrue Endの2つです。
True Endを先に迎えることになりましたが、理想としては、Normal Endを先に見たかったです。
主人公の設定と、百合要素が出てくる場面が意外でした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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FAKE

ティラノスクリプト製・ノベル・現代・短編・選択肢あり・難易度普通・ED2種類

主人公(プレイヤー)が、とあるフェイク動画を作成してもらうため、とある人物に会いに行くという内容です。
画面上にあるアイテムをクリックすることによって、ゲームを進めます。

プレイの仕方によって、主人公の任務が成功するルートと失敗するルートに分岐します。
成功するルートの方が、見るのは簡単です。ただ、失敗するルートも回収した方が、ストーリーを深く知ることができ、楽しめると思います。

フェイク動画が題材となっているため、インターネット上に載っている誤った情報を鵜呑みにしてしまう危険性や怖さを実感することができました。
また、都市伝説やオカルトに関する小ネタの入った台詞が面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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