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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ヤンデレリリィホリック-さっちゃんの愛情表現-

百合要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・ホラー要素あり・
現代学園もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

優等生の沙知(さち)という少女が、周囲に隠して中学生の頃からの友人、蛍(ほたる)と恋愛関係を持つという内容です。
全年齢ですが、過激な描写があるので苦手な方はご注意ください。

この作品は、倒錯した愛情表現がテーマとなっています(「倒錯していない愛情表現とは何か」と問われると答えはよくわからないのですが)。
沙知の性的嗜好は人に明かしにくいものであり、それ故に、影響を受けた蛍も依存しやすくなったのだろうと感じました。
ヤンデレ、独占欲といったキーワードに興味がある方なら好みに合うと思います。

トゥルーエンドのラストは意外でした。
また、Live2Dを使用した動きのある立ち絵も印象的でした。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

2023年11月20日追記……タイトルが「さっちゃんの愛情表現」から「ヤンデレリリィホリック-さっちゃんの愛情表現-」に変更となっていたので訂正しました。

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きみに幸あれ

ティラノビルダー製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

男子生徒が、人間の女の子の格好をした鳥と出会うという内容です。
彼女は怪我をしてるため、しばらくの間一緒に過ごすことになります。

この作品は、以前、小説版を読んだことがあります。そのため、ストーリーは知っていました。
しかし、立ち絵の付いたノベルになったことにより、少しだけ違った雰囲気を楽しむことができました。

ヒロインは渡り鳥である以上、主人公と別れる日がやって来ることができます。
けれども、仲良くなると情が湧いて離れたくなくなるという課題が生まれるので、それをどのように乗り越えるのかという点に興味を持ちました。
全体的に、温かさを感じる物語でした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。

15歳以上推奨・残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
現代ファンタジー・中編・選択肢あり・難易度やや低め・ED8種類+α(真ED1種類)

内容はタイトルの通りです。大学生の主人公が、はまっている乙女ゲームに登場する、主人公のライバルキャラである「アミ」に転生します。
カテゴリーは迷いましたが、作品紹介ページに「女性向け」といった表記がなかったので一般向けカテゴリーにしておきます。もしかしたら、変更するかもしれません。

エンディング分岐に関わる選択肢は赤、それ以外は青で表示されます。
間違えるとすぐにバッドエンドになるため、回収をしやすかったです。基本的にはどちらの選択肢が正解なのか当てやすかったものの、最後の選択肢は予想とは逆でした。

作中に出てくる乙女ゲームの主人公は「ユリ」です。
彼女の言動は、乙女ゲームの主人公が裏でこのような言動をしていたら嫌だなと感じるものばかりでした。
したがって、この物語の主人公が転生した「アミ」を応援したくなりました。

ユリは怖くて、スチルでの表情にインパクトがありました。
一方でアミは、努力家で好感が持てる要素が多かったです。
この2人の対比が印象的で、物語の性質上、悪役としてしか生きられないユリがある意味では不憫に思えました。
また、この物語と同じように、この作品の登場人物たちも裏で、制作者の方やプレイヤーが知らない言動をしていたらそれはそれで怖そうだと考えました。

ノベルゲームコレクションのプロフィールページも確認した上で敢えて書きますが、あとがきを読んで、制作者の方自身も怖いとは思いました。
ただ、それでも感想を書きたいという気持ちになる、面白いゲームでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる

野原広子・KADOKAWA・全1巻

シングルマザーが引越し先でママ友と仲良くなるものの、おかしな出来事が起こるという内容のコミックエッセイです。
インターネット上で他の方の感想を読んで、興味を持ちました。

思想というものは、人によって異なります。子供を持つ親の教育方針も、家庭によって違います。
自分とは違う考え方で子育てをしている家族を見かけたとき、人はどのような反応をするのかが描かれていて、生々しさがありました。

リアルでもネットでも、「子どもにこんなことをする(または、しない)親はおかしい」、「親なら自分の子どもにはこうするよね」などの意見に触れることがあります。
その中には、私の基準では違和感を覚えるものもあります。しかし、そのような意見が同調される場面も多く、その人たちの視点から見ると私の方がおかしいのだろうなと思いました。
もしかしたら、私が子育てをしたことがないから納得できないのかもしれませんが、「子育てをしたくない」と感じた理由のうちの1つでもあるとだけは書いておきます。

また、育児に限ったことではありませんが、誰かの言動を批判したいときは一旦、自分にも当てはまるか確認した方が良いのかもしれないという気持ちになりました。
ただ、実行することは意外と難しいとわかる描写がこの漫画の中で出てきて、怖さがありました。

作中では主人公の息子が幼い時期の出来事しか語られませんが、周囲に影響を受けた彼が将来どうなるのかも気になりました。

子育て真っ最中の方が読むと受けるダメージが大きくなるかもしれないので、どちらかといえば、子育てに興味はあるけれどしたことがない方におすすめしたいです。

この作品は現在、「レタスクラブ」というサイトで連載されていて、途中まで読むことが可能です。
レタスクラブでは他にも様々な作品の試し読みができます。一部しか触れていませんが、今までに読んだことがあり面白かった作品もいくつか載っていたので、「連載一覧」のリンクも貼っておきます。

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メイドさんの挑戦状Q ~ Lets Play and Learn by Maid-Girl.

ティラノスクリプト製・クイズゲーム・現代日本もの・短編・難易度普通

メイドの芽衣子というキャラクターから、使用人に関するクイズを出題されるという内容です。
全20問で、1度クリアするとおまけの前日譚が読めるようになります。

知らなかった情報をたくさん得られて、学びがありました。
物語に登場するメイドや執事から連想するイメージとは異なっていたもあり、プレイして良かったと思いました。

ヒントをもらったときに出てくる台詞や、前半の問題の解説が後半の問題と繋がっている点が特に面白くて、芽衣子と会話しているような気分になれました。
前日譚や実績要素も楽しめました。

ちなみに1周目の成績は、勘とヒントに頼って15問正解でした。

このゲームは、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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