ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・ミステリー・中編・
選択肢なし・ED1種類
男子高校生4人が演劇同好会を結成し、全国大会を目指すという内容です。しかしその演劇同好会では、殺人事件が起こります。
ミステリーですが、一部特殊な要素があります。
このノベルは、横書きで書かれている場面と、縦書きで書かれている場面があります。
例外もありますが基本的には、前者では事件が起こるまでの過程や真相がわかった後の結果、後者では事件後真相が明かされるために重要となる、ある舞台について語られます。
はじめに好きになったのは、横書きになっている部分です。
登場人物が部活を頑張る青春ものとして楽しめました。個性の強い仲間たちが特には問題を起こしながらも、仲良く頑張っている姿が格好良かったです。
縦書きで書かれている部分は、1週目の段階では、状況が把握できないこともありました。
しかし、事件の真相を知った後に読み直すと、意味が読み取れる場面が少しずつ増えていきました。
全体を通しての印象は、演劇同好会のメンバーは全員が本気だったのだろうなというものです。
彼らは、誰もが主人公であるように思いました。
この作品は、
「ふりーむ!」で公開されています。
2018年3月12日……現在は公開停止されているようです。
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