吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし
「空」がテーマとなっているノベルが5本収録されている短編集です。
物語によって、シナリオを書いている方が異なります。
各作品は、天気や時間帯など、それぞれ違った視点で書かれているので、テーマが同じであっても全く異なる印象を受けました。
ずっと前から知っていたことではありますが、「空」は大きくて人知を超えたすごいものだということを、改めて実感しました。
今は個人的には、日常生活を送る上で不便な点が少ないため、晴れている日の方が好きです。
しかし、そのような人間に対して、雨の日も好きにさせようという策略が含まれているような気がしました。
どの作品も素敵なので、どれが1番良いかなどは書くべきではないかもしれません。
けれども、強いて書かせていただくと、「触れたい」というタイトルの物語が特に好みでした。
主人公の設定が、今まで考えたこともなかったものでした。また、主人公の相手役が泣く場面があるのですが(この程度ならネタバレにはなっていないと思います)、それに関する描写を読んで、発想が面白いと思いました。
ゲームの紹介ページは
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