吉里吉里製・ホラーノベル・現代日本もの・中編・選択肢なし・ED2種類(真ED1種類)
今では私はホラーが大好きなのですが、小学生の頃は怖いものが苦手でした。
知らない人が事故に巻き込まれる様子が流れるニュース映像を夢で見て、夜中に目を覚まして「なんでこんなのを見ないといけないのだ」と1人で泣くことがよくありました。
ある日、テレビで心理学関係の仕事をしている人が、「怖い夢をよく見る人は、その人が臆病だから」と話しているのを聞きました。図星を突かれてイラっとしましたが、その日を境に怖い夢を見なくなりました。
ということを、このノベルを読んで思い出しました。
ストーリーは、男子大学生が知らない家で起こった出来事を夢に見るというものです。
その夢は都市伝説として一部で語られているものであり、次第に現実と繋がっていきます。
読みながら、作中の出来事と全く同じ経験をしたことがなくて良かったと感じました。
後半では、夢を見たことで主人公に起こる変化や、彼の過去が語られます。彼は自分とは、生き方が全く異なる存在なのだと思いました。
背景として使用されている写真は、シーンごとにぴったりでした。文章とあいまって、作中の情景が思い浮かぶようでした。
1周目では、終盤の描写に疑問点が残りました。しかし、2週目をプレイすることで解決しました。
また、希望が持てるような場面があったりその逆があったりして、結末がどうなるか最後まで分かりませんでした。
主人公の他に、メインキャラとして雑誌編集者が2人登場します。
2週目に出てくるシナリオでは、2人組のうち後輩に関わるあることが判明します。その場面が特に、他の方にも読んでいただきたいと思いました。
この作品は、
「ふりーむ!」で公開されています。
2017年4月29日追記……現在は、
制作者の方のブログに解説も載っています(クリア済みの方向けです)。
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