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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

幾千の瞬きの中にあなたがいます

RPGツクールMZ製・ノベル・SF・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

とある星に降り立った主人公が、塔を管理するAIに出会うという内容です。
ストーリーを進めることで、登場人物たちが持っている背景を知ることができます。

AIの表情が豊かで、人間のような感情を持っているように見えました。一方で、能力などは機械的で、このような特性を持つ彼女について、深く知りたくなりました。

全体的には暗く、シリアスな印象を受けました。
会話の中で出てくる、AIと人間の違いや生と死の違いについて、考えたくなるものでした(そして、考えても明確な答えは出ないと思いました)。

選択肢はいくつかありますが、エンディング分岐に影響するものは1箇所のみです。そのため、回収がしやすかったです。
どちらかといえば、ED2の方が好みでした。

ドット絵によるイラストにも魅力がありました。

制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」でプレイできます。

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Nilpage

RPGツクールMZ製・ADV・現代日本もの・短編・難易度普通・ED6種類(真ED1種類)

青年が、新人賞に応募するための小説の原稿を書くという内容です。
そのような中、彼の部屋には、不思議な生き物たちが現れます。

ストーリーは、部屋の中にある物やパソコンを調べたり、不思議な生き物と会話をしたりすることで進みます。
一風変わった世界観ですが、創作に熱心でありながらも行き詰まっているという状況であれば、作中に出てくる情景が視界に映ることもあり得るかもしれないと感じました。

エンディングは、同梱されているテキストファイルに載っている、攻略のヒントを見ながら回収しました。
ED5とED6に繋がるルートは、本当に見ても良いのか躊躇いが生まれましたが、結局プレイを進めました。
ED1は、回収できる条件を満たすまでに時間が掛かりましたが、作中で1番、見て良かったと思えたエンドでした。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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仇討ちの刃

RPGツクールMZ製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

1人の剣士が、殺された恩人のかたきを討ちに行くという内容です。
彼は道中で情報を集めながら、敵の元へ向かいます。

探索や戦闘は必要最低限で、あっさりとしていました。
レベル上げなどの概念はありませんが、敵は必ず倒せます。それによって、主人公は強くて有言実行できる存在だという印象を受けました。

ラスボスには、意外性が少々ありました。
けれども基本的には、タイトルやゲーム紹介ページからイメージした通りのストーリーでした。

このゲームは、「ふりーむ!」でプレイできます。

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夢日記

12歳以上推奨・RPGツクールMZ製・ADV・現代学園もの・短編・難易度低め・
ED2種類(真ED1種類)

女子生徒が、駅で誰かに突き飛ばされるという内容です。その結果、彼女は何故か学校で目を覚まします。
ひらがな表記の有名なフリーゲームがありますが、それとは全く別のゲームです。

探索は作中の指示通りに進めれば良く、トゥルーエンドを見るための条件も説明書に記載されているので、迷うことはありませんでした。
一部追いかけられる要素がありますが、スピードは遅めで、捕まったとしてもリトライできるため、安心でした。

ストーリーは、いじめがテーマとなっています。
いじめられる側だけでなく、いじめる側も望まないようなことが起きる可能性を実感する作品でした。
また、主人公が優しくて、好感が持てました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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さくらの接ぎ木

15禁・残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・和風・ファンタジー・
ホラー要素あり・短編・選択肢あり・難易度普通・ED9種類(真ED1種類)

お見合いをすることになった少女が、前日に幼馴染と会って話をするという内容です。
それがきっかけで、2人の関係に変化が訪れます。
関連作もありますが、単体でプレイしても支障はありません。

エンディングを回収するためのヒントは、紹介ページに載っています。
すぐに見られるエンドが多いものの、ED9を迎えるためには試行錯誤を重ねました。
1周あたりのプレイ時間は短めですが、分岐が多いので、総プレイ時間は中編のゲームと同じくらいだった気がします。

ストーリーは、主人公と怪異の繋がりが描写されたものです。メイン2人の他にも登場人物が存在し、それぞれに意思があります。
誰かが目的を達成すると別の誰かの願いは叶わなくなり、場合によっては「別の誰か」が不幸な目に遭うこともあるという、怖さがありました。

エンディングは基本的に、どのような行動をするかを主人公(実際はプレイヤー)が「自分で決める」ことによって変わります。
ただ、その行動は、幼馴染が「自分で決めた」行動とは一致していなくて、それが原因で問題が発生する場合もあります。このようなときに、どのようにして乗り越えるのか、解決策はあるのかといったことを考えながら読んだ作品でした。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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