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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

いろかえっこ

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ずっと遊んでいたいと考えている女の子が主人公の物語です。
彼女は、寝ないといけない夜が来ないようにと、とある行動を起こします。

私自身も、やりたいことがたくさんあるときやプレイしているフリーゲームが終わっていないときなど、まだ寝たくないと考えることがよくあります。けれども、遊ぶためには睡眠も必要だということも知ってはいます。
そのため、主人公にとても共感できました。

主人公が行動を起こした後の展開に対しては、「そんなことってある?」と、不思議に思いました。
しかし、納得のできる結末が用意されていて、安心しました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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アヤコのお見合い

ティラノビルダー製・ノベル・和風・短編・選択肢あり・難易度普通・
ED6種類(真ED1種類)

妖怪に囲まれて育った少女が、お見合いをすることになるという内容です。
しかし、お見合い相手の様子が怪しいため、主人公は正体を確かめることにします。

お見合い相手に質問できる回数には制限があります。
しかし、全ての質問に対する答えを知りたくて、セーブとロードを何度か繰り返しました。
エンディングが分岐するポイントは、効果音が参考になりました。

昨今はマッチングアプリを経由した結婚に対して、よく知らない相手と結婚するから怪しいなどのマイナスイメージを持っている人が多いという印象があります。
しかし、相手をよく知らないという意味では、お見合い結婚も似たようなものであるような気がしました。

この物語に関しては、相手が偽物でも本物でも、主人公はそれなりに楽しく生きていけたのだろうなと思いました。
それでも本物が1番格好良かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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千代に八千代にアユミズム

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED7種類(真ED2種類)

大学生が幼馴染に、2度目の告白をしようとするという内容です。
しかし、告白をするまでに、様々な困難が出てきます。

可愛い画面デザインに惹かれてダウンロードしました。
タイトル画面などにアニメーション演出もあり、視覚的に楽しめました。

エンディングは、ノーマルエンドとトゥルーエンドがあります。
ノーマルエンドは間違った選択肢を選ぶとすぐに辿り着くので、回収がしやすかったです。基本的にコメディ要素が強くて、面白かったです。

これまでに数々のフリーゲームに触れてきたため、トゥルーエンドで明かされる真相には気付くことができました。
しかし、初めてプレイするフリーゲームがこの作品だったら、気付かなかったかもしれないと思いました。
登場人物の名前や台詞がヒントになっていた点と、2通りのトゥルーエンドがあった点が好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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菊花と雨

ティラノスクリプト製・ノベル・女性向け・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

女性が一人旅で、京都を訪れるという内容です。
彼女は茶道教室を体験し、そこで師範をしている青年と仲良くなります。

主人公の旅行の目的は、職場の人と会話をするときの話題作りのためです。
元々は行く気がなかったという描写が序盤にありましたが、青年と関わることで楽しみを見出せるようになっていくため、魅力がありました。

個人的な事情により、私は茶道自体に対しては、苦手意識を持っています。
何かしら失敗するという確信があるので怖いのですが、作中に出てくる茶道教室ならフォローをしてくれそうで、安心感がありました。

京都が舞台となっているフリーゲームには、「白学ミス研漫遊譚~京都夜幻抄~」や「すくとり」(こちらは18禁なので感想は書きません。リンクも控えます)があります。
それらも楽しめましたが、この作品では、また違った京都の雰囲気を堪能することができ、嬉しかったです。
特に、雨が効果的に使われている表現や、全体的に穏やかだった点が好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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日影の日葵 - sun in the shade

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

調律師の息子である高校生が、テストでカンニングをした罰として、学校のピアノの修理を頼まれるという内容です。
タイトルにある「日葵(ひまり)」は、主人公の幼馴染の名前です。

ピアノの調律をする方法が丁寧かつ具体的に描写されていて、初めて知ったことが多くありました。
一応、調律師の人が仕事をしている様子を見たり、『羊と鋼の森』(宮下奈都・文春文庫・2018年)という調律師が主人公の小説を読んだことはあります。しかし、どのような仕事なのか、今まできちんと理解できていなかったことを実感しました。
主人公を始めとする登場人物たちが、ピアノに対して愛を持って接しているようで、好感が持てました。

幼馴染の日葵については、他のメインキャラクターたちと比較して、出番が少なく影が薄いように感じました。
けれども、物語の真相を知ると納得できました。彼女が主人公に与えた影響は大きかったのだろうと考えました。

背景を含めてオリジナルのスチルも、凝っていてすごいと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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