フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類
あらすじはタイトルの通りです。
登場するキャラや建物は必要最低限といった感じで、シンプルでした。
主人公の魔王を含め、パーティメンバーが優しい性格のキャラばかりで癒されました。
後半、その性格が生かされた戦闘が出てきたところも好きです。戦闘の内容は普段だと面倒と感じることがありそうなものでしたが、このゲームでは、あった方が良かったと感じました。
ラストは予想外で、衝撃的でした。
特に好きなシーンはパーティメンバーの唯一の女の子、サナリアに関するイベントです。会話の内容がコントみたいで面白かったです。
制作者の方のブログはこちらです。
RPGツクール2000製・RPG・現代日本もの・ファンタジー要素あり・難易度普通・ED1種類
1つ前の記事で書いた、「LOST SHEEP」のリメイク版です。
主人公が小学生であることや空き缶を集めることなど、1作目と変わらない部分もあります。
しかし、ファンタジー要素が増え、1作目とはかなり違った物語になっていたように感じました。
このゲームには、1つだけ残念な点があります。2週目引き継ぎシステムがあるのですが、それを使うと、終盤ゲームが進行できなくなるバグがあります。そのため、2週目をプレイする場合は引き継ぎシステムは使わずに最初からプレイすることをおすすめします。
けれども、1周プレイするには問題ありませんし、バグがあってもそれ以上に「面白い」と思えた作品でした。
登場するキャラに個性があり、人間関係が興味深かったです。
そして、前作と1番大きく変わったと思った点は、小ネタややりこみ要素がたくさんあるところです。寄り道して人に話しかけたりものを探したりするのが楽しかったです。
このゲームは、こちらのサイトからダウンロードできます。
2025年1月17日追記……現在は、サイトがリンク切れとなっているようです。
RPGツクールDante98製・RPG・現代日本もの・短編・難易度低め・ED1種類
小学生が友達と街を歩き回るという内容です。
このゲームの中の世界を実際に体験したことはないはずですが、何故か懐かしさを感じました。
このゲームの主人公は、道に捨てられている空き缶をたくさん拾うことによってレベルアップします。
簡単にレベルが上がっていくのが楽しくて、空き缶拾いを中心にプレイしていました。
ストーリーも子供と大人が対立するという構図が出てきて、好みでした。
ラストは続きがありそうなものでしたが、続編はありません。しかし、リメイク版はあります。
リメイク版については、次の記事で書きます。
このゲームは、こちらで公開されています。
2025年1月17日追記……現在は、サイトがリンク切れとなっているようです。
RPGツクールVX Ace製・RPG・現代ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類
小学生がいろいろな時代にタイムスリップするという内容です。
タイムスリップする時代によって、パーティメンバーとなるキャラが変わります。
それぞれのキャラに個性があって、インパクトがあるように感じました。
どの時代にタイムスリップするかは、プレイヤーが選ぶことができます。
個人的には、縄文・弥生時代や大正・昭和は比較的難易度が低めだったので前半に、戦国時代は難易度が高かったので後半に選ぶことをおすすめします。といっても、難易度については、もしかしたら舞台を選択する順番によって感じ方が違うかもしれません。
このゲームで最も好きなのは、全ての時代をクリアした後に出てくるシナリオです。ゲームの舞台である各時代で起こった出来事が繋がっていて面白いと思いました。
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RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・EDおそらく2種類
主人公の王子が、王様になるための儀式の途中で少女の体になってしまうという物語です。
一部下ネタがあるので、苦手な方はご注意ください。
このゲームの最大の特徴は、主人公の「着替え」システムです。
ゲームを進める上で、いくつか主人公が着るための衣装が手に入ります。衣装によって、主人公のステータスや使える技が変わります。
可愛い衣装が多いので眺めるだけでも楽しかったのですが、戦闘では身に付けている衣装の姿の主人公のアニメーションが見られて、もっと楽しかったです。前半は使いやすい気がして、「魔女の服」を着せることが多かったのですが。
ちなみに、「着替え」はしませんが、主人公以外のパーティメンバーの戦闘アニメーションも見ることができます。
主人公は喋らないタイプです。そのため、少女の体になってどう思ったのかなどは私には分かりません。
けれども、グラフィックが笑顔だったので、どちらかといえば、性が変わったことを受け入れているのかなと思いました。
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