フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・難易度普通・ED1種類
主人公の少女が、本の中の世界と関わることにより、忘れていた自分自身の過去について知るという内容です。
戦闘はイベント戦闘のみで、負けた場合は戦い方のヒントを見ることができます。
グラフィックが可愛い事もあり、戦闘が楽しく、クリアしやすかったです。
終盤で、オープニングの意味が分かります。また、主人公が戦闘時に使えるスキルと物語との繋がりも判明します。
2つとも、内容に驚きました。
ストーリーを進めると分かる、「少女達」の関係が好きです。
このゲームは、「Vector」からダウンロードできます。
RPGツクール2000製・RPG・現代学園もの・短編・難易度普通・ED1種類
高校で突然異変が起こり、補習を受けに来ていた2人の男子学生が原因を調べようとするという内容です。
戦闘でダメージを受けても時間経過により回復でき、少しだけ出てくる謎解きはヒントがもらえるのでプレイしやすかったです。
作中で起こる出来事は大事件なのですが、ゲーム全体の雰囲気は明るめです。
キャラも立っていて、ストーリーや途中に出てくる選択肢を楽しめました。
ラストは予想外でした。
制作者の方のサイトはこちらです。
2021年8月14日追記……現在はサイトがなくなっています。ゲーム自体も公開停止されているようです。
RPGツクールXP製・RPG・現代日本もの・短編・難易度低め・ED1種類
主人公がヒーローに変身して戦うと言う内容です。
章仕立てとなっており、1章はチュートリアルを交えた物語になっています。
このゲームの戦闘はツクールのデフォルト戦闘とは異なる部分があります。
けれども、簡単に理解できるものだったのでプレイしやすかったです。
ボス戦の時に主人公が敵に対して言う台詞が好きです。熱くて、ヒーローらしかったです。
サクサク進められるゲームだったので、気分転換に丁度良いタイプでした。
制作者の方のサイトはこちらです。
2015年5月19日……現在は公開終了しているようです。
RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類
パーティメンバーが全員勇者のRPGです。
同じ勇者でも、それぞれに個性があって面白かったです。特に、ラルフCが好きです。
ちなみに、主人公以外の勇者であるラルフA、ラルフB、ラルフCは、プレイヤーが名前を決めることもできます。
ラストはこのタイミングで終わりなのかと思いましたが、ギャグならそれでも良いかなと考えました。
戦闘は易しめで、お助け要素も少しだけあります。しかし、私の場合は回復アイテムを結構使った気がします。
勇者以外の役割を持つキャラの大切さもよく分かる内容でした。
このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。
RPGツクールVX Ace製・RPG・現代日本もの・中編・難易度普通・ED1種類
主人公たちが街を探索し、自分について忘れていることを知るという内容です。
ゲーム内に「夕方の世界」と「夜の世界」があり、時間帯によって登場するキャラクターや起こるイベントが異なります。また、マップ上にいる会話や台詞が聞けるキャラは、ゲームの進行状況によって台詞が変わります。
公開された当初は、現在「ふりーむ!」の紹介ページの最後の方にある文章はなかったと思います(私が読み逃していただけかもしれませんが)。
当時、何も知らないままサイトにあったキャラクターの紹介文を見て、ある単語に対して、疑問に思うところがありました。そして、プレイするとすぐに、その単語の意味が分かりました。
このゲームの最も好きな点は、キャラクターの精神面に重点が置かれているところです。
ゲームを進めていくと、パーティメンバーの周囲の環境や体験したことが分かります。それらが与えた影響による登場人物の気持ちの変化や、現実を受け止める姿を見ることが楽しかったです。
他にも好きな点はいくつかあります。
そのうちの1つは、どのようなストーリーだったか、自分が進めたところまでの簡単なあらすじを見ることができる点です。登場人物の日記という形なので読みやすく、ゲームを中断して間が空いた後に再開するのにも便利でした。
探索も、場所を選択する画面と、登場人物の会話の両方が見ていて面白いと思いました。特に、学校と主人公の自宅で聞ける会話が好きです。
クリアして一応のエンディングを見るだけなら戦闘で詰まることはあまりありません。
しかし、その後に続くシナリオでは敵が強くなり、裏ボスを倒すのには時間がかかりました。
裏ボスには戦闘パターンがありましたが、倒すためにお金をたくさん集めてアイテムを結構買った記憶があります。
制作者の方のサイトはこちらです。
2014年4月25日追記……結構前からのことになりますが、リメイク版である「Margikarman ItoA」も公開されています。基本的なストーリーは変わりませんが、追加された要素がいくつかあります。
追加された要素の全ては見ることができていません。けれども、敵キャラの説明が読める図鑑システムや、パーティメンバーの会話が見られる「ゴーストチャット」が楽しいと感じました。