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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

シリアルキラーの名前

BL要素あり・吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・
長編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

バーで働いている青年が、客の1人と仲良くなるという内容です。
第1章と第2章で、語り手が変わります。

製作者の方の他の作品にも共通しますが、シナリオ、背景を含むイラスト全て、動画演出、BGMなどを1人で担当されています。この作品に関してはボイスは他の方も参加されています(他の作品では、製作者の方が1人で主要人物全員を演じています)が、メインキャラクター2人のボイスは製作者の方によるものなので、相変わらずすごいと感じました。
スチルやアニメーションも多く、飽きさせないような工夫が凝らされていました。

この物語のメインとなる2人は、性格も雰囲気も正反対のタイプです。
だからこそ、お互いに対して自分に持っていない魅力を感じ、惹かれ合うのだろうと思いました。
第2章の語り手による心情描写や彼の過去には、いくつかは共感できる部分がありました。

恋愛ものですがタイトルから察せられるように、2人の関係には危うさがあります。
けれども、夢中になった時点で、相手がどのような行動をしても関係を維持するという選択肢しか思い浮かばない状況であったように感じました。また、片方にとっては認めてもらえる相手が他にいないということから、離れがたき存在になってしまったのだろうなと考えました。
そのため、プレイし終わった後は切なさが残りました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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いたずらマモノとスケープゴート

12歳以上推奨・一部残酷描写あり・BL要素あり・ティラノビルダー製・
ノベル・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

生贄として魔物の元を訪れた人間が、魔物と一緒に暮らすことになるという内容です。
ハロウィンがテーマとなっています。

本編は、短い物語3本で構成されています。区切りをつけやすく、読みやすかったです。
また、立ち絵の変化やスチルが豊富だった点も楽しめました。

人間と魔物は種族が違うため、価値観や生活の基準など、異なる面が多々あります。
それでも、少しずつお互いを認め合おうとするところに、魅力を感じました。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ジサツ志願者同盟

BL要素あり・NScripter製・ノベル・現代日本もの・
中編・選択肢なし・ED1種類

中学生3人が、自殺サイトをきっかけに集まるという内容です。
BL要素が含まれますが、製作者の方のサイトでは表現をカットするパッチも公開されています。

メイン3人は、旅行をしながら「死ぬまでにやりたいこと」を考え、達成しようとします。
どのような理由であれ、目的を持つことは救いになることがあるのだろうと思いました。また、「生」というものについて、考えさせられました。

特に好きなキャラクターは、病院を抜け出してきた瑞希です。
自分のことを言われているような台詞があり、突き刺さりました。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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夕夏プールサイド

12歳以上推奨・BL要素あり・一部ホラー要素あり・RPGツクールMV製・
ADV・現代学園もの・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

男子高校生2人が、プールの整備をするという内容です。
画面をクリックする、またはエンターキーを押すことによって、文字を読み進めるタイプの作品です。

選択肢が1か所あり、そこでルート分岐します。
そのタイミングでセーブができるようになっていたので、エンディングを回収しやすかったです。

この作品は、ヤンデレがテーマとなっています。
悲しい内容でもありますが、それ故の綺麗さも感じることのできる物語でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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男2人、××しないと出られない部屋

12歳以上推奨・BL要素あり・RPGツクールMV製・ADV・
ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

勇者が魔王に呼び出され、部屋に閉じ込められるという内容です。
シリーズもののなかの1つですが、単体でもプレイできます(関連作はBLゲームではありません)。

今回の作品では使う機会のないスキルや装備の説明文にもネタが含まれていたり、オブジェクトを調べた後に出てくる台詞が2回目以降だと変化したりといった要素があるので、楽しく探索することができました。

全体的にギャグで下ネタが多いため、本格的なBLを求めている方には合わないかもしれません。
ただ、このシリーズが好きな私としては、いつものノリのゲームがプレイできて嬉しかったです。
勇者も魔王も可愛かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

2023年1月5日追記……現在は、サイトがなくなっています。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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