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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ホシナガルソラ

15歳以上推奨・BL要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代・洋風・中編・選択肢なし・ED1種類

日本人留学生が1人の男性を車で轢きそうになり、それをきっかけに生活が一変するという内容です。
ちなみに、主人公が留学する理ことになった理由は、とある石に興味を持ったからというものです。

タイトル画面では、星がチカチカ動きます。
その上、眺めていると流れ星が現れて、それだけでも満足しました。

とはいえ、本編も面白かったです。ストーリーは、国による文化や生活習慣、周囲の環境によって形成される価値観などの違いを意識させられるものでした。主人公のように現地の人と交流することによって学び得ることは多いだろうなと思いました。
この作品の登場人物たちに関しては、それらの違いに驚きはしても、人間性そのものは否定していないため、好感が持てました。さらに、相手を愛することもできる人たちなので、素敵だと感じました。

特に好きなのは料理シーンです。描写が丁寧で、文章を読んでいると食べたくなりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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天使を射止めてキューピッド!

BL要素あり・一部性的表現あり・一部残酷表現あり・LiveMaker製・ノベル・
現代学園もの・ファンタジー要素あり・短編・選択肢あり・難易度普通・ED5種類(真ED1種類)

男子高校生が、同級生の男子に恋心を持つという内容です。
ある日彼の目の前に、魔法によって願いを叶えるという自称キューピッドが現れます。

数か所ある選択肢は基本的には、同級生と親しくなるために「魔法を使う」か「魔法を使わない」かを選ぶものとなっています。
些細なものもあれば大きな影響を与えるものもあり、倫理観を試されているような気持ちになりました。

主人公たちが1番幸せになれる結末はトゥルーエンドです。
しかし、他のエンディングに向かうルートでのみ判明する事柄があり、全てのエンディングに繋がりがあったように思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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神様、最後にもう一度

BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

主人公が、中学を卒業して以降離れ離れにになっていた幼馴染と再会するという内容です。
しかし、幼馴染の姿は以前と比べて大きく変化しています。

2人の中学時代の思い出が語られるのは、後半からになります。
けれども、序盤の再会の場面の時点で主人公と同様に、驚くくらいの変わり具合だと思いました。

タイトルや説明文から察することができるかもしれませんが、悲しい要素のある作品です。
それだけに、幼馴染の笑顔が印象的でした。

また、マスコットなどの小道具の使われ方も好みでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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グロー

BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

不良が生徒会長に勉強を教わることになるという内容です。
勉強場所は、生徒会長の自宅となります。

2人は正反対なタイプですが、それでも仲良くなっていくところが魅力的でした。
異なる性格だからこそ、相手の良さに気付きやすいのだろうと思いました。

主人公は生徒会長に対して、憧れを抱いています。
そのために見せる反応や、内面は乙女のようだと感じました。

一方、生徒会長については、主人公に対して常に優位な立場にいるようで、侮れないような気がしました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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レムレスブルーの午前2時

15歳以上推奨・BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代学園もの・ファンタジー要素あり・
中編・選択肢あり・難易度やや高め・ED15種類(真ED3種類)

中高一貫の男子校に通う中学生が、夏休みに真夜中の学校で、1人の少年と出会うという内容です。
説明書などによるジャンル説明は、「真夜中の午前2時、幽霊に恋をする少年愛ADV」となっています。

はじめは、4章以降を見る方法がわからなくて悩みました。しかし、後から知ったのですが、おまけにヒントがありました。
他の詰まりやすいような場面も、ほとんどはおまけを参考にすると進められるようになっていました。
終盤に出てくる探索パートだけはおまけにはヒントがなくて難しかったのですが、サイトに攻略の仕方が載っていたので解決しました。

作中では、特殊な現象を引き起こすことのできる、「レムレス・ブルー」と呼ばれる存在が、キーワードとして出てきます。
この「レムレス・ブルー」とは何かという謎が解明されるまでの過程で、想定外の事実がいろいろと明かされ、びっくりした場面が何度もありました。
そのうち、登場人物たちの複雑な人間関係や人生の中で経験してきた出来事に関する描写は、感情移入しやすく、彼らには幸せになってほしいと思いました。

バッドエンドには、絶望的なものがいくつかありました。その代わりに、トゥルーエンドは清々しかったです。

グラフィック面は、キャラクターの表情が豊かだったところや、絵が動く演出がいくつか出てきたところ、スチルが出てくる場面でBGMが流れるタイミングなど、楽しめたものがたくさんありました。
スチルはどれも好きですが、その中でも10章の最初の選択肢で正解を選んだときに出てくるものが前後の会話と合わせて1番好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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