ティラノスクリプト製・ホラーADV・ミステリー要素あり・現代日本もの・
短編・難易度普通・ED8種類(真ED1種類)・ボイスあり
主人公(プレイヤー)が、落ちていたスマホを拾い、持ち主に返すために操作するという内容です。
一部の文字入力をする場面を除いて、クリックで進めるゲームです。文章やゲーム画面だけでなく、ボイスも謎解きに関わっています。
エンディングを見るためには、Ver1.02以降のプレイを推奨します。
ゲーム画面はスマホがモチーフとなっていて、メールなどのやりとりにリアリティがありました。
電話をかけたときの相手の反応も生々しかったです(あまりにも実際にありそうな態度で、これ以上聞きたくないと感じてしまうこともありましたが)。
他人のスマホを覗き見るという行為は、いけないとはわかっていますが、興味はあります。
多少の背徳感はあったものの、フィクションであるため正々堂々と行うことができ、好奇心が刺激されました。
真相とは異なる選択肢を選んでいてもグッドエンドに到達することがあるので、難しくはありませんでした。
ちなみに詰まった場合には、同梱されているファイルからヒントを見ることが可能です。
バッドエンドは、「BAD END(イエローバッドエンド)」が、そのような境遇にはなりたくないと最も感じるものでした。
グッドエンドは、これまでにあった問題が解決して良かったと思えるものでした。スマホに表示されていた時刻の意味も理解できました。そして、泣かせようとしているのだろうなとも感じました。
バッドエンドとグッドエンドでは、エンディングで流れる曲が異なります。
バッドエンドのエンディングはスキップすることが可能です。しかし、グッドエンドを見た後に歌詞を見ると、飛ばせないという気持ちになりました。
ムービーも凝っていて、何度でも見たいと思いました。
制作者の方のサイトは
こちらです。
ブログでは、作中で演出として文字化けしている文章の秘密について知ることができます。
一度ゲームオーバーを見てから、メールを送ってきた相手と電話をかけてきた相手は両方男だと予想していました。しかし、実際は異なりました。
それ以上に想定外だったのは、「みほろ」という人物の正体です。ただ、後から考えると、メールを送ってきた相手と主人公のやりとりの中に伏線が張ってあったことに気付きました。
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