一部残酷表現あり・Ren'Py製・乙女ゲー・現代ファンタジー・学園もの・長編・
難易度やや高め・ED18種類・攻略対象6人+α
美大志望の女の子が、美術館に立ち寄った際に突然異世界に迷い込んでしまうというという内容です。
彼女はそこで美術系の学校に通うことになり、印象派・ポスト印象派と呼ばれる画家と出会います。
各キャラクターは実在した画家がモデルとなっています。ストーリーも彼らの生涯が元となっていて、勉強になりました。
私は元々絵が下手で美術の授業が嫌いだったので、芸術に関する知識がほとんどありませんでした。そのため、プロローグで著名な画家が描いた作品が紹介されていたのですが、最初は頭に入ってきませんでした。
しかし、わかりやすい物語を楽しみ、各ルートのクリア後に見られるようになる解説を読むことで、プレイ後には誰がどの絵を描いたのか理解できるようになりました。
プレイ順については、唯一ある程度知っている人物だからという理由で、ゴッホを最初に攻略しました。
ただ、世界観に関する真相が分かるルートだったので、後に見た方が良かったかもしれないと思いました。
恋愛要素としては、モネの文化祭に関するイベントと、マネのバッドエンドが特に好みでした。
どちらも普段とのギャップがあり、主人公の反応にも興味が持てました。
大体のエンドは、選択肢の後の会話から推測することができます。
けれども、END18だけは難しかったです。ネット上でヒントを調べることによって、1番最後に見るべきルートだということを知りました。
このエンドにたどり着けたときは、清々しい気持ちになりました。
制作者の方のサイトは
こちらです。
ちなみに、番外編として公開されている「恋の筆触分割 スペシャルエディション」では、おまけシナリオ等が見られます。
各キャラクターについてのさらに詳しい設定や、このゲームを制作された方々の学校の雰囲気を知ることができ、こちらも楽しめました。
[3回]
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