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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

それは美味なるカタンのスープ

15禁・残酷描写あり・ティラノスクリプト製・ノベル・洋風・短編・選択肢なし・ED1種類

村の外へ嫁ぐ女性が、母親から人骨を送られるという内容です。
人骨には、とある言い伝えがあります。

作品紹介ページの説明文には、「絵本風」と書かれています。
その通りのイラストが、興味を持つきっかけの1つとなりました。

ストーリーは、怖さと悲しさが混ざったようなものでした。
今後スープを飲むときには、この作品のことは思い出さないようにしたいと考えました。

イラスト、文章共に、場面が切り替わる瞬間に「続きが気になる」と感じるものでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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マッチ売りの少女は聖夜に火を放った

残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・洋風・ファンタジー・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類

内容はタイトルの通りです。
童話「マッチ売りの少女」が下敷きとなっていますが、元となった物語とは大きく異なる展開があります。

BGMに「ジングル・ベル」や「きよしこの夜」が使用されていたり、メニュー画面を開くためのボタンが雪だるまの絵になっていたりと、季節感がありました。
イラストは、色の使い方が興味を引くものでした。

クリスマスを祝うことができる家庭と、生きることもままならないマッチ売りの少女との対比が印象的でした。
プレイしながら、世の中には、全員が幸せになる方法はないのだろうなと考えました。
主人公の少女が本当に望んでいた「幸せ」とは何かに、気付くことは難しかったです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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#推シ月間~私たちに出来る2つのこと~

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度やや低め・ED3種類(真ED1種類)

本屋で働いている少女が、推し作品のフェアを告知するためのゲームを作ろうとするという内容です。
制作者の方の、「『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように」というノベルと関連があるようですが、単体でもプレイできます。

タイトル画面では、このノベル自体が製作される前に用意されたらしき、要点のまとめや立ち絵の案を見ることができます。
コンセプトに沿っていて、中身に期待できました。

作中に登場する「推し作品」は、「ばっくすてーじぱす!」という架空の漫画です。
元ネタは、「16bitセンセーション」だと思います(漫画版は読んだことがありませんが、アニメ版の「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」は見ています)。美少女ゲームを作るというストーリーや、漫画とアニメで異なる展開がされることなど、共通点がいくつかありました。
「16bitセンセーション」や、美少女ゲーム(私は未プレイですが、商業作品の18禁ゲームの有名どころ)に触れていれば、より楽しめそうな要素が結構ありました。

選択肢は、間違えるとすぐにバッドエンドになります。
トゥルーエンドが1番すっきりとした展開で、最後に見た方が心地良いと感じました。
好きなものの良さを伝えるという努力をしている登場人物に、好感が持てました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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アル中魔導師に召喚された!!

ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢あり・ED4種類

内容はタイトルのとおりです。
間違って召喚された少年が、元の世界へ戻ろうとします。

この作品はギャグノベルです。
少年と魔導師の掛け合いや呪文の言葉など、ネタが多くて面白かったです。
文章だけでなく、とあるローマ字が書かれた魔法陣などのイラスト面も楽しめました。

ストーリーの性質上、トゥルーエンドは決まっていません。
しかし個人的には、End3が特に好みでした。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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歳をとるということ

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

主人公が友人と、「歳をとるということ」について語り合うという内容です。
全年齢対象ですが、大人の方(正確には、人生で経験した物事の数が多い方)の方が楽しめるかもしれません。

生きていると、新しく何かを知ったり、初めて何かを体験したりすることがあります。その中には、嫌なことも含まれます。
嫌な想い出が増えることについて、主人公は自分なりの意見を持っていて、その主張を友人と一緒に聞いているような気分になりました。

今のところは私は経験したことはないものの、将来もしたくないし、誰かにさせたくもないと考えているものがあります。
それは、この物語の主人公が経験した、「葬式の喪主」です。嫌だと感じても避けては通れなかった方は主人公だけでなく、現実にも結構いると思います。また、未経験の場合でも(私を含めて)、今後しなければならないかもしれません。

逆に、主人公や他の多くの方は経験したことがなくて、私は経験したことのある嫌なこともたくさんあるはずです。
日々を過ごすことによって、その数が増えることを、改めて意識しました。

正直に書くと、主人公の望みは叶わないような気がしましたが、なるべくなら世の中で起こる嫌な出来事は少ない方が良いなと思いました。
生と死、大人と子どもといった対比の描写が印象的でした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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