ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)
サーカスで見世物役を演じている、右目から角が生えている少年が主人公です。
彼はある日の公演中、花売りの少女と出会います。
文章、イラスト、BGMのどれもが、サーカスというものに対するイメージにぴったりでした。
特に文章は、実際にこれに近いことが過去に行われていたのではないのかと感じる場面がありました。
メイン2人には共通点があります。
その影響もあってか、お互いに相手の長所を理解していて好感が持てました。
また、2人が友好的に会話をしているシーンがあると、嬉しい気分になりました。
エンディングは、ハッピーエンドとトゥルーエンドの2つです。
個人的には、ハッピーエンドがより好きです。幸せそうな描写がありながらも、何故このようなことになったのかを考えると、ただの「ハッピーエンド」ではないように思いました。
制作者の方のサイトは
こちらです。
もっと詳しく書くと、この作品のハッピーエンドはメリーバッドエンドだと思います。
一部のシーンしか見たことがないため解釈の仕方が間違っているかもしれませんが、「フランダースの犬」を思い浮かべていただくと、言いたいことを理解してもらえるような気がします。
そして、このノベルでは、そういった文章が直接的ではなく間接的に書かれている点が好みだと感じました。
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