12歳以上推奨・吉里吉里製・ノベル・現代ファンタジー・和風・中編・選択肢なし・ED1種類
女子高生が従兄弟や幼馴染と夏休みを過ごすという内容です。
ただし、あることをきっかけに、彼女は妖怪たちと関わることになります。
文体、イラストともに和風らしさが際立っていました。
文章については、初めて見る単語が多くありましたが、ふりがなが振ってあったので助かりました。
イラストについては、アイキャッチが挿入されるときの演出が特にすごいと思いました。
ストーリーは基本的に、夏休みの出来事が描写される日常シーンと、妖怪たちやそれに近いものが住むとされる「クウゲキ」に関するシーンが交互に書かれながら進みます。
日常シーンでの登場人物が幸せそうで、こちらを読むことが特に楽しかったです。
しかし、後半で日常と「クウゲキ」との関係を知ると、ただ「楽しい」だけものではなかったことがわかりました。
全ての真相が判明する終盤の展開は、ものすごく壮大で予想の斜め上のものでした。
また、主要人物全員にそれぞれ目立つ場面があったことが印象的でした。
制作者の方のサイトは
こちらです。
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