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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

うさぎくらげ

ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

うさぎを見てみたい魔女と、魔女を見てみたいうさぎの話です。
ボイスはナレーションとして入っています。

この作品の特徴は、親子で制作されたという点です。
そのため、取り扱いに非常に注意が必要な気がして、感想を書くか迷いました。
しかし、親子制作ならではの面白さがあったため、記事にすることにしました。

子ども向け番組「みいつけた!」には、「おててえほん」というコーナーがあります。おててえほんとは、両手を本のように広げ、即興の物語を考える遊びです。
それに近い雰囲気があり、小さい子(年齢は不明なので小さいと書いて良いのかはわかりませんが)が考えた物語をノベル化したら、このようになるのだという発見がありました。
そして何よりも、親子の仲が良さそうで素敵だと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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リメンバー・ミー

アニメ映画・ファンタジー

音楽が禁止されている家に生まれた少年・ミゲルが、「死者の国」に迷い込むという内容です。
彼は、そこで出会った骸骨に手伝ってもらいながら、元ミュージシャンだった高祖父を探します。

結果から書くと、主人公は高祖父に会うことができます。この部分は、ネタバレではないと私は思います。
むしろ、会った後の方が、ストーリーが大きく動いて盛り上がっていたように感じました。

このブログを目にする方は全員ご存知の(はずの)通り、音楽というものは、巷に溢れています。
それに一切触れないようにする主人公の家庭の厳しさ、及びきっかけとなった出来事の描写には、感情移入できるものがありました。
そして、歌詞にも重要な意味を持っている主題歌「リメンバー・ミー」をはじめ、音楽は人に影響を与えるすごいものなのだと思いました。

キャラクターの表情や動きにも、こだわりを感じられました。
演奏シーンなどもですが、特に印象に残ったのは、主人公の曾祖母(高祖父の娘)・ココが登場する場面です。彼女は、死者の国の住人以外では唯一、ミゲルの高祖父が生きていた頃を知っている存在です。
そのため、彼女の「パパ」という一言だけでも、強いメッセージを持っているような気がしました。

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道端で見つけたロボット

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・SF要素あり・短編・選択肢なし・ED1種類

とある女性が、道端で少女と出会い、家に連れて帰るという内容です。
少女は感情表現をほとんどしないため、「ロボットみたい」だと、女性は判断します。

メイン2人の会話は基本的に、ちぐはぐで噛み合っていません。そこに、この物語に触れていたくなる面白さがありました。
また、主人公の女性の想像力にも、興味深いものがありました。

後半では、前半とは印象が変わる出来事が起こります。
タイトルが持っていた意味が意外で、驚きがありました。
特に、エンディングを迎えた後が好みだと思いました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ノワールの帰り道

Light.vn製・ADV・現代日本もの・短編・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

探偵事務所で飼われている猫が、外に出た結果迷子になってしまうという内容です。
文章を読み進める会話パートと、主人公を操作する探索パートがあります。

製作ツールがLight.vnなので、ツクール製のゲームとは操作方法が異なる部分があります。
しかし、プレイ中に確認することができるので、進めやすかったです。
また、ヒントが多く、簡単にエンディングを回収することができました。

主人公が猫だからこそ見られる演出や、キャラクター同士の会話が面白かったです。
描写されていたのは些細な出来事のようで、本当は大きな出来事だったかもしれないと思いました。
実績コレクション機能も楽しめました。

制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ソーダポップ・トーク

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生2人が夏休みに、スマホのコミュニケーションアプリで会話をするという内容です。
今後公開される予定の作品の前日譚だそうですが、単体でプレイしても問題ありません。

画面の左半分は猫のイラスト、右半分はスマホの画面という構成に惹かれました。
コミュニケーションアプリの元ネタ(はっきりと書くとLINE)を、私は使ったことがありません。それでも、登場人物2人のやり取りは、実際にもありそうだと思いました。
日常に近い雰囲気がある点が、この作品の魅力でした。

作中では、特別なことは起こりません。
それ故の、夏らしさ、青春らしさを感じることができました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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