RPGツクールVX Ace製・RPG・現代ファンタジー・中編・難易度普通・
ED1種類(ただしED後に個別イベントあり)
ひきこもりの男子高校生が、親友とともにファンタジーの世界に迷い込むという内容です。
ストーリーは基本的には一本道です。しかし、メインキャラの中に主人公への好感度が高いキャラクターがいると、個別イベントが起こることがあります。
RPGですが、主人公は戦闘に参加しません。これがかなり衝撃的でした。
仲間を引っ張っていくようなタイプではないものの、皆の中心的位置にいて、大事にされているように感じました。
また、旅を通して成長していくので、戦わなくても主人公らしかったです。
戦闘では、パーティメンバーの中から参加するキャラクターを4人選ぶことになります。ただし、戦闘中に入れ替えることができます。
こういったタイプのゲームでは誰を選ぶかなかなか決められない自分にとって、嬉しいポイントでした。様々なパターンを試しながら戦い方を模索することができ、面白かったです。
ストーリーは、基本的にはコメディ寄りです。キャラクター同士の会話から、明るい印象を受けました。
けれども、終盤には哲学的な要素も出てきます。ボスキャラがある単語を何度か口に出すのですが、それに関する定義を問われているような気持ちになりました。
好感度イベントは、1周目はいろいろなキャラクターの反応が見たくて、特定のキャラクターのみの好感度を上げるということはしませんでした。
そのような場合でも、おまけ部屋や2週目引き継ぎ要素により、見られなかったイベントをすぐに全て回収することができたため、楽にプレイできました。
個人的には、親友に関するイベントが特に好きです。最初と最後で、主人公の変化が1番大きかったように見えました。
制作者の方のブログは
こちらです。
2021年8月14日追記……現在、ブログはリンク切れです。ゲーム自体は、
「ふりーむ!」で公開されています。
キャラクターが大好きだからこそ、ショッキングな場面はありました。
それでも、好きという気持ちは変わりませんでした。
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