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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

呪いのつくり方

残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

いわゆる「夜のお店」を訪れた客が、そこで働いている元お嬢様の身の上話を聞くという内容です。
基本的には、元お嬢様の台詞を中心に、ストーリーが進みます。

プレイしてすぐに、END1を迎えました。その時点では、何が起こっているのかはわかりませんでした。
しかし、他のルートを見ることで、END1の状況を把握することができました。

タイトル通りの中身で、因果応報を感じるものでした。
本編ではなくおまけシナリオに、共感できる部分がありました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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星降る夜に

ティラノビルダー製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

少年が、星を見るために塔を登ろうとするという内容です。
しかし、そこには女の子の幽霊がいると聞かされます。

この作品は、製作者の方の小説が元となっています。
小説のみを読むことも可能ですが、背景やBGMが追加されたノベルでは、より雰囲気を楽しめると思います。

星に関する描写が魅力的で、実際に見ることができたら綺麗なのだろうなと感じました。
また、「女の子の幽霊」の正体について納得のいく答えがあった点が好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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以下ネタバレ

マイハハ

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)

男子小学生が車で送迎にきた母親から、隠し事をしていないか尋ねられるという内容です。
画面内にあるイラストをクリックして、話をそらすことが目的のゲームです。

台詞は吹き出しで表示されるので、漫画みたいでした。
また、景色が動くアニメーションがあるため、本当に車に乗っているような臨場感がありました。
母が振り向いたときのバックミラーや対向車線から走ってくる車など、目を離せない場面が多々ありました。

選択肢は時間制限があり、何度もバッドエンドを見ることになりました。
同じイラストでも、クリックするタイミングによって台詞が変わる点が面白かったです。
何回見ても、隠し事がばれたときの母が怖いと思いました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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宇宙をゆく僕と猫

12歳以上推奨・一部残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
SF・短編・選択肢あり・難易度低め・ED5種類(真ED1種類)

猫と「僕」が一緒に生活をしている宇宙船で、とある事件が起こるという内容です。
タイトルの「宇宙」は、「そら」と読むそうです。

AIによる生活の支援や主人公がしなければならない勉強の中身など、現代の日本とは異なる描写が多々あります。
それらが、未来を感じるものでした。初めて目にする言葉にはわかりやすい説明があり、受け入れやすかったです。

一方で、猫の描写はほぼ、現代でも見かける猫のイメージそのままでした。
製作者の方の猫が好きな気持ちが、文章や効果音から伝わってきました。

エンディングは、トゥルーエンド、ノーマルエンド3つ、バッドエンドです。
最初に到達したものはNormal End1でした。選択肢の時点で展開は予想できたものの、それでも衝撃を受けました。そして、必ずハッピーエンドを迎えたいと思いました。
どのエンドでも、猫は主人公にとってかけがえのない存在なのだと感じました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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レーヴ・デ・エピン

ティラノスクリプト製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・
難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

気付けば城にいた勇者が、カエルの姿をした王子に案内されながら、魔法使いに捕らわれている姫を救い出そうとするという内容です。
童話の「眠り姫(いばら姫)」が元となっています。タイトルはフランス語だそうです。

基本的には、画面内にあるイラストをクリックすると勇者と王子が会話をするシーンと、姫と魔法使いの関係性を知ることができる回想シーンで構成されています。
前者と後者では魔法使いの印象が異なり、これが最終的にはどのように繋がるのかが気になりました。
シリアスな描写もあるものの、勇者と王子のほのぼのとした会話や、可愛いイラストに癒されました。

立場上、姫は生まれる前から、王子と結婚しなければならないと決まっていました。
彼女の、本音を隠した建前上の台詞から、生き方を選ぶことができないことの大変さを感じました。

作品紹介ページを見たときは、王子と結婚する予定だった姫が勇者と結ばれることになるという展開を予想していました。しかし、想定していなかったものだったため、驚きました。
エンディングはバッドエンドとハッピーエンドですが、どちらの場合でも登場人物にとってはハッピーエンドなのではないかなと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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