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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

図書館の季節に閉じこめた

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・
ED2種類(真ED1種類)

主人公の「私」が、「君」と会うために図書館へ行くという内容です。
注意事項にも載っていますが、家庭内暴力に関する描写を含むので、苦手な方はご注意ください。

注意事項はありますが、文章、イラスト共に落ち着いた雰囲気があって、読み進めやすかったです。
また、生きるために本や図書館を必要としている人が世の中にはいるという考え方に共感できました。

この物語には、具体的な状況の説明を避け、ぼかした表現が使用されている部分がいくつかあります。
想像の余地があり、最後までプレイした後も余韻が残りました。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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【殺されたい方いませんか?】

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・ホラー要素あり・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED2種類

とある掲示板サイトで【殺されたい方いませんか?】という書き込みを見つけたOLが、【殺してくれませんか?】と書き込んでしまうという内容です。
後日、彼女の生活に変化が起こります。

前提として、制作者の方はオートアサシノフィリアだそうです(人がそのような感情を持つことがあるということは知っていましたが、名前が付いていることは知りませんでした)。
意味は知らなくてもプレイに支障はありませんが、知っているかどうかによって、作品の捉え方が変わると思います。
オートアサシノフィリアというものに対してどう感じるかは置いておいて、個人的にはこのブログを読んでいる方には、世の中にはこのような人もいるということだけは心に留めていただきたいと感じました。

ストーリーは、制作者の方が書きたいことを書いたからこそプレイヤーが求めているときに読んだら刺さるという、フリーゲームらしさがありました。
エンディングは、選択肢で右側を選んだルートの方が好みでした。

掲示板サイトのデザインにリアリティを感じました。

制作者の方のブログはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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画力よ上がれ!

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・ED1種類

同人誌即売会のための漫画を描いていた男性の画力が、ある日突然下がってしまうという内容です。
エンディングは1つですが、選択肢によって途中の展開が少し変わります。

この作品には、画面上にあるものをクリックする探索要素があります。探索が進むと、主人公の画力が上がります。
絵の描き方に関する知識を得られるもので、学びがありました(上手く描けるようになるかというと別問題ですが)。

主人公の画力が上がると立ち絵が変化して、面白かったです。
制作者の方は絵が上手いと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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幸福のラルカ

ティラノスクリプト製・ノベル・洋風・短編・選択肢あり・難易度普通・
ED3種類(真ED1種類)・ボイスあり

とあるカフェを訪れた主人公が、従業員たちから様々な話を聞くという内容です。
容量が大きいので、端末のスペックに余裕があるときのプレイ推奨です。

アニメーション演出が多く、画面を見ていて楽しかったです。
ボイスもそれぞれのキャラクターと合っていて、彼らから語りかけられているような気分になりました。

選択肢は、従業員たちから話を聞いた後、その話に出てきた登場人物は幸せかどうかを問われるというものです。
1周目は自分の思った通りに答えて、トゥルーエンドでもバッドエンドでもない、ノーマルエンドにあたるような結末になりました。
この物語には、「正しい答え」が存在します。主人公の設定と繋がっていて、判明した後に文章を振り返ると気付くことができたものもあり、面白かったです。

プレイ後に「ラルカ」という言葉の意味を調べて、タイトルにもヒントがあったことを知りました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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招魂之屋

15禁・残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ホラーノベル・現代ファンタジー・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED3種類・一部ボイスあり

タイトルの読みは「ヂャオフンヂーウー」だそうです。
動画配信者が「願いが叶う鏡」の噂を検証する動画を撮影するため、とある屋敷を訪れるという内容です。

起動すると、注意事項がボイス付きで表示されます(作品紹介ページの説明文に載っているものと同じです)。
この意味は、プレイを始めるとよく理解できました。人間の価値観というものは人間を中心にした考え方であり、人間以外なら別の思考をする可能性があると意識させられました。

ルートによっては終盤の解釈が難しく、エンディングを迎えた後に読み返したものもありました。
ただどれも、登場人物たちは純粋な気持ちで行動していて、それが原因で恐ろしい出来事が起こっていたように感じました。
個人的には、最初の選択肢で左側を選んだときのルートが、わかりやすくて好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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