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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

魔王は勇者と相対し

ティラノスクリプト製・ノベル・女性向け・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

魔王の元に勇者がやって来るという内容です。
魔王は女性、勇者は少年で、恋愛要素が強いところが特徴です。

年齢差があるからこその関係性や、それぞれの過去など、興味深い場面がたくさんあった作品でした。
勇者の魔王に対する発言は、言われたら恥ずかしくも嬉しくもありそうだと感じました。

メイン2人も好感が持てる存在でしたが、サブキャラクターにも魅力がありました。
ビジュアルも全員素敵でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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今宵、忘却列車にて。

ティラノスクリプト製・ノベル・女性向け・ファンタジー・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

主人公が、気付くと知らない列車の中にいるという内容です。
そこには少年が乗っていて、2人は会話をすることになります。

列車や電車が舞台となっているフリーゲームは好みで、過去にもいくつかプレイしました。
その経験と、序盤に出てくる少年の台詞から、列車がどのような存在なのかは察することができました。
ただ、この作品の場合は、途中で列車を降りるか降りないかという選択肢があり、それがトゥルーエンドに繋がっていて独自性を感じました。
作中では全ては語られませんが、本編もおまけシナリオも切なかくて、心に残りました。

背景やキャラクターの表情も好きです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ボクの街

ティラノビルダー製・ノベル・やや女性向け・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ある青年が、1人の女性から話しかけられるという内容です。
カテゴリは一般向けにするか女性向けにするか迷ったのですが、作品紹介ページに「ちょっと乙女向け」と書かれていたため、女性向けとして扱わせていただきます。

主人公の青年は、人ではありません。
正体がわからない間は作中で語られている状況を理解することに時間がかかりました。しかし、途中で気付くと自分好みの展開だとわかって嬉しくなりました。
名前がかなりヒントになっていたように思います。

もしも、同じ世界観の別の作品が公開されるようなことがあれば、そちらも読んでみたいと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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HOLY NIGHT

LiveMaker製・ノベル・女性向け・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED3種類

クリスマスを1人で過ごしたくない女性が、それを回避しようとする内容です。
彼女はアルバイト先のコンビニでお客さんに、クリスマスを一緒に過ごさないかと誘われます。

主人公の抱えている悩み自体は、私から見ると大したことではないように感じます。
しかし、本人にとっては重大なことで、解決方法を真剣に考えていることが伝わってきました。
選択肢の後、物語が動きます。どのエンドも、読後感が良いものでした。

おまけでは、本編では語られなかったことが判明します。
驚きましたが、作品全体を理解するためには、こちらも読むべきだと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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Hello, Good-bye Fairyland

吉里吉里製・ノベル・やや女性向け・SF・長編・
選択肢なし・ED1種類

女性アイドルの2人組が、どこかわからない場所に迷い込むという内容です。そこでは妖精が出てくるなどの、日常ではあり得ないようなことが起こります。
最後まで読んだ結果一般向けカテゴリーにするか迷いましたが、紹介文に「やや女性向け」と書かれているので、とりあえず女性向けカテゴリーとさせていただきます。

前半は、主人公2人のうちどちらの視点のルートを読むかを選ぶことによって、物語が始まります。
どちらのルートも、波乱万丈な出来事が起こりながらもアイドルという職業について焦点が当てられていて、登場人物たちの成長を感じました。特に、仕事に対してやる気を持てていなかった、十和子というキャラクターの心情の変化の仕方が好きです。
また、一方のルートだけでは状況がわからなかった場面が、もう一方のルートを見ると理解できた点が嬉しかったです。

両方のルートを読むと、後半の物語が読めるようになります。ここからの展開が、想像の範疇を超えていました。
壮大な展開(今までに私が触れたことのある作品の中では1番かもしれません)で、驚きの連続でした。何よりも、大規模な物語でありながらきちんと終結したことに、凄さを感じました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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