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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

うたごえはミルフィーユ

アニメ・現代学園もの・全10話

女子高校生が、先輩に誘われてアカペラ部に入るという内容です。
元々は音楽プロジェクトだったものが、アニメ化された作品だそうです。

この物語では、登場人物たちがコンプレックスを克服し、成長する過程が描写されています。
全6名の部員のうち、3人が共感できる言動をしていて、彼女たちが成長していく様子を見ると、スピードが早くて羨ましいと感じました。
また、他の部員についても、似たような性格の人と会ったことがあるような気がして、面白かったです。

特に好みのキャラクターは、クマちゃん(熊井弥子)です。
声質は反対ですが、「自分の声を聞きたくないから学校では喋らないようにしていた」という設定が私と全く同じで、重ねながら見ていました。
彼女は部活を通して次第に自身の意見を発言するようになるため、すごいと思いました。

ストーリーだけでなく、楽曲も楽しめるポイントでした。
作中では、主人公たちが「思い出話」という(主題歌になっている)楽曲を披露する場面が何度かあります。歌唱のことは全くわからない素人ながら、同じ曲でも回によって歌い方が違って聞こえました。
また、アカペラ部とは別のグループも登場するのですが、そちらの楽曲も格好良くて素敵でした。

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おでかけ子ザメ

アニメ・現代ファンタジー・全60話

少し前に感想を書いたノベル、「ある日の子ザメ」のアニメ版の感想です。
子ザメが様々な場所を訪れ、いろいろな人たちと触れ合う物語です。

全60話とはいえ、1話あたり1分程度なので時間はあまり掛かりません。
1話ずつ単体で見る方法と10話ずつまとめて「いっき見!」する方法があり、個人的には後者をおすすめします。

子ザメが地上で過ごしていることにはツッコミが入らず、当たり前のこととして受け入れられている点が面白かったです。
また、誰も傷付かない平和な世界が築かれていて、とても魅力的でした。

主人公の子ザメを演じている、花澤香菜さんのボイスもすごいと感じました。
台本にはどのような文章が書かれているのか気になりました。

この作品は、YouTubeのアニメ『おでかけ子ザメ』チャンネルで視聴できます。

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ボールパークでつかまえて!

アニメ・現代日本もの・全12話

ビールの売り子をはじめとする、野球場の関係者たちの人間模様が描かれた物語です。
1話あたり3本立てで構成されています。

元々は、野球もビールも自分の苦手ジャンルです。
しかし、主人公が野球に関することをほとんど知らなくても楽しそうに働いていたり、メインとなっているチームが弱いながらもファンの心を掴んでいたりと、球場は面白そうと思える要素がたくさんありました。

登場人物が多く、なかなか名前を覚えられないという難点はありました。
ただ、各話で焦点が当たるキャラクターは基本的に絞られているので、ストーリーはわかりやすかったです。
また、把握できるようになるとOPや終盤の展開に盛り上がりを感じられると思います。

特に好きな話は、第1話3本目の「アメと涙」と、第8話3本目の「ネットニュースにご用心」です。
前者は、展開自体は王道ですが、試合に直接は関わらない警備員の仕事をメインとしていて、新しさを感じました。
後者のメインとなるキャラクターは嫌なニュース記事を書こうとする記者で、第一印象は良くありませんでした。けれども、動機や取材の末に彼が出した結論を知ると、嫌いではないと思いました。

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花は咲く、修羅の如く

アニメ・現代学園もの・全12話

高校に入学した少女が、先輩から放送部に誘われるという内容です。
彼女たちは、NHK杯全国高校放送コンテスト(Nコン)に向けて活動します。

中学生までと高校生からでは、主人公の周囲の環境が大きく違います。
彼女が戸惑い葛藤する場面はあるものの、基本的には前向きに楽しんでいて、尊敬できました。

また、他のキャラクターにも魅力がありました。
特に、先輩と家族の関係に主題が置かれたラスト2話が、放送部の面々は理想的な仲間だと感じるエピソードで好みでした。

Nコンには、朗読部門とアナウンス部門があり、部門によって読み方が違うそうです。
各キャラクターを演じる声優さんがそれを使い分けていて、すごいと思いました。

OPとEDも、共に楽しめました。

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アナと雪の女王

アニメ映画・ファンタジー

あらゆるものを凍らせる魔法の力を持つ王女が、妹に怪我をさせてしまうという内容です。
それをきっかけに、姉妹の間にすれ違いが発生してしまいます。

有名な作品で、以前からずっと見たいと考えていました。そして、やっと見ることができました。
氷の結晶が作られるアニメーションや、主題歌の「ありのままで」が流れるタイミングが予想と違ったことなど、期待以上に楽しめました。

また、メインキャラクターが姉妹という設定だからこそ、導入部分から興味を持ちやすかったです。
妹が怪我をする原因となった、2人が雪遊びをするシーンを見て、私自身の経験についても書いておきたいと思いました。

幼少の頃、祖母の家で弟と遊んだことがありました。当時はその近所に、吠えたり噛みついてこようとする犬を飼っている家がありました。
あるとき、小屋に繋がれていた鎖が離れていたため、犬に追いかけられました。私は怖くて、弟を置いて真っ先に逃げました(他にも弟にした行為や、逆に弟からされた行為はいろいろとありますが、ここでは省略します)。

この件では反省はしていますが、「わざとではない」という気持ちもあります。
だから、自分の行動によって誰かを傷付けたり、誰かから傷付けられることが嫌で、人を避けて1人でいようとする姉のエルサの思考に共感できました。

一方で、妹のアナに対しては、危なっかしいからその行動はやめた方が良いのではないかと感じる場面が時々ありました。
ただ、彼女の性格でなかったら物語が動いていないと考えると、貴重な存在だと思うことができました。

この姉妹が経験したことや出会った人たちを通して描かれる作品テーマ、「真実の愛」がわかりやすく、見終わってすっきりとしました。

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