アニメ映画・ファンタジー
あらゆるものを凍らせる魔法の力を持つ王女が、妹に怪我をさせてしまうという内容です。
それをきっかけに、姉妹の間にすれ違いが発生してしまいます。
有名な作品で、以前からずっと見たいと考えていました。そして、やっと見ることができました。
氷の結晶が作られるアニメーションや、主題歌の「ありのままで」が流れるタイミングが予想と違ったことなど、期待以上に楽しめました。
また、メインキャラクターが姉妹という設定だからこそ、導入部分から興味を持ちやすかったです。
妹が怪我をする原因となった、2人が雪遊びをするシーンを見て、私自身の経験についても書いておきたいと思いました。
幼少の頃、祖母の家で弟と遊んだことがありました。当時はその近所に、吠えたり噛みついてこようとする犬を飼っている家がありました。
あるとき、小屋に繋がれていた鎖が離れていたため、犬に追いかけられました。私は怖くて、弟を置いて真っ先に逃げました(他にも弟にした行為や、逆に弟からされた行為はいろいろとありますが、ここでは省略します)。
この件では反省はしていますが、「わざとではない」という気持ちもあります。
だから、自分の行動によって誰かを傷付けたり、誰かから傷付けられることが嫌で、人を避けて1人でいようとする姉のエルサの思考に共感できました。
一方で、妹のアナに対しては、危なっかしいからその行動はやめた方が良いのではないかと感じる場面が時々ありました。
ただ、彼女の性格でなかったら物語が動いていないと考えると、貴重な存在だと思うことができました。
この姉妹が経験したことや出会った人たちを通して描かれる作品テーマ、「真実の愛」がわかりやすく、見終わってすっきりとしました。
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