アニメ・現代日本もの・全12話
ビールの売り子をはじめとする、野球場の関係者たちの人間模様が描かれた物語です。
1話あたり3本立てで構成されています。
元々は、野球もビールも自分の苦手ジャンルです。
しかし、主人公が野球に関することをほとんど知らなくても楽しそうに働いていたり、メインとなっているチームが弱いながらもファンの心を掴んでいたりと、球場は面白そうと思える要素がたくさんありました。
登場人物が多く、なかなか名前を覚えられないという難点はありました。
ただ、各話で焦点が当たるキャラクターは基本的に絞られているので、ストーリーはわかりやすかったです。
また、把握できるようになるとOPや終盤の展開に盛り上がりを感じられると思います。
特に好きな話は、第1話3本目の「アメと涙」と、第8話3本目の「ネットニュースにご用心」です。
前者は、展開自体は王道ですが、試合に直接は関わらない警備員の仕事をメインとしていて、新しさを感じました。
後者のメインとなるキャラクターは嫌なニュース記事を書こうとする記者で、第一印象は良くありませんでした。けれども、動機や取材の末に彼が出した結論を知ると、嫌いではないと思いました。
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