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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

少女がひとり、生贄となる。~水葬~

一部残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢なし・
ED1種類

内容はタイトルの通りです。
主人公の旅人(プレイヤー)は、少女の最後の話し相手になります。

少女が生贄になるという結末は、変えることができません。
しかし、彼女は始終笑顔で話していて、それに切なさともどかしさを感じました。
また、会話の中身から、生と死は繋がっているものなのだと、改めて思いました。

本編を読み終えると、追加シナリオを読めるようになります。
本編とは別の視点から世界観を知ることができた点に、好感が持てました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ぼくとAIのなつやすみ

Unity製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

少年がAIを使って、夏休みの宿題である絵日記を終わらせようとするという内容です。
ブラウザでプレイするタイプのノベルです。

この作品は、「電ファミニコゲーマー」というサイトの記事で、詳しく紹介されています(ネタバレを含むので、プレイ後の閲覧推奨です)。
この記事に書かれている通り、作中で出てくる絵は、AIによって生成されたものです。
これがストーリーと大きく関わっていて、AIが存在するからこそ楽しめる物語だと思いました。

また、主人公の夏休みの思い出には、生々しさを感じました。
「夏休み」と「楽しい」はイコールではない、嫌なことを経験する人もいるという考え方に共感しました。

この作品は、「unityroom」でプレイできます。

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いつか■んだら、あいになる

15禁・残酷表現あり・BL要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED2種類

入院中の少年が、そばにいてくれる男性を好きになるという内容です。
そのような中、少年は、医師らしき人に話しかけられます。

メイン3人はそれぞれ、特殊な事情を持っています。多少、ショッキングな部分もありました。
けれども、それらに触れることで、人が生きたいと思うために必要な理由は何か、考えるきっかけとなりました。

客観的に見ると、ED2の方がハッピーエンドなのかもしれません。
しかし、主観だと、ED1のような結末も、悪い訳ではないような気がしました。
どちらのルートにもスチルがあるので、どちらも回収した方が楽しめると思います。

最も好みだったのは、主人公の心情の変化を感じることができたおまけシナリオです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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切干山のおにたいじ

ティラノスクリプト製・ノベル・和風・ファンタジー要素あり・選択肢あり・
難易度やや低め・ED1種類・ゲームオーバーあり

山にいると噂される鬼を、少女が退治しに行くという内容です。
彼女は道中で、1人の女性と出会います。

主人公が出会った女性は一風変わっていて、言動の予想が付きませんでした。
一緒にいたら面倒だろうなと感じたものの、そこが魅力的でもありました。
また、「鬼」も、想像していたものとは違って、意外でした。

後半には、ちょっとしたミニゲームがあります。
失敗するとゲームオーバーになりますが、すぐにやり直しができて、ストーリーを進めるのに困ることはありませんでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―

RPGツクールMV製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類・ボイスあり

内容はタイトルの通りです。関連作もありますが、単体でプレイしても支障はありません。
ボイスはON・OFFの切り替えが可能です。

タイトルや登場人物たちの名前など、ストーリーのネタバレがたくさん出てきます。
前半は大体パターンが決まっていて、台詞が予想できました。
しかし、後半からは、ネタバレされていた部分について説明されるタイミングが意外で、面白かったです。

戦闘は、作中の台詞やアイテムを参考にすると勝利できます。
わかりやすいものではあるものの、敵によって適した戦い方が変わるので、頭を使う必要があったように感じました。

隠し要素も多く、探索にある程度時間が掛かりました。
エンディングは1種類と書きましたが、中盤と終盤に、選択肢によってストーリーが少し変化する部分があり、そこが楽しかったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。
小説版もあります。こちらで読めます。ゲームでは出てこないシーンもあります。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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