忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ギプス

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

高校生の男女が、夏休みに補習を受けることになるという内容です。
彼らは同じクラスですが、お互いのことはあまり知りません。

淡い色調の背景と存在感のある背景に惹かれました。
全体的に、静かで落ち着いた雰囲気が漂っていたように思います。

作中では、特別な出来事は起こりません。
しかし、2人だけが共有できた青春のひとときという、特別な感情を読み取ることはできたような気がします。
本編では語られなかった場面では、どのようなやり取りが行われていたのか想像したくなりました。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

PR

グリーンベルの花言葉

15禁・性的表現あり・百合要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・
ホラー要素あり・短編・選択肢なし・ED1種類

主人公が、転校生と出会い、仲を深めるという内容です。
共に過ごすことによって、2人の関係性は変化していきます。

ベタなシチュエーションから始まったものの、早い段階で先の読めない展開になりました。
地の文がシンプルだったり、主人公の名前が「主人公」だったりと、気になるポイントもいくつかありました。
これらがラストシーンで繋がって、この作品は私向けなのかと思いました。

性的要素とホラー要素はどちらも強めで、注意が必要です。けれども、それ以上に注意しなければならなかったのは、他の部分だったと感じました。
スチルは転校生が可愛かったです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

佐和野ひまりの想い人。

15禁・性的表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・ホラー要素あり・
短編・選択肢なし・ED1種類

女子高校生が、同じクラスになった1人の男子に興味を持つという内容です。
彼は、身体的特徴が理由で、悪い噂を立てられています。

この物語は、プロローグ・第1章から第5章・エピローグという構成になっています。1つの章を読み終えると、次の章を読めるようになります。
各章が短く、プレイ時間はあまり掛かりませんでした。それでも、中身は濃密で、心に響く作品でした。

作品紹介ページには、いくつか注意事項が載っています。その中の1つに、「読み上げに適さない言葉選び」が含まれるというものがあります。
これに当てはまる作中の台詞は、日常生活で実際に聞いた場合なら不快に感じるものでした。しかし、この物語に関しては、その台詞があるからこそ、発言したキャラクターに好感が持てるという特殊性がありました。
また、男子生徒の登場シーンで最初に思ったこと(何かは心情的に伏せたいです)を振り返ると、私自身にも反省すべき点はあったと感じました。

ホラー要素は含まれるものの、メインテーマは恋愛です。
「恋」というものの定義について新しく知ったことがあり、参考になりました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

何もしてないのにブロークン

RPGツクールMZ製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

とある国の王様が、「何もしてないのにゲームが壊れた」と言い始めるという内容です。
彼の命令により、主人公は旅に出ることになります。

展開に少々強引さを感じましたが、それがギャグとして面白かったです。
特に、プレイヤーに向けて放たれたような勇者の台詞が好みでした。

戦闘は、パーティーメンバーの個性を生かす戦い方をすれば勝てます。
失敗してもゲームオーバーにはならないので、最後までサクサクと進められて嬉しかったです。
バッドエンドを迎えた後も、分岐点からすぐにやり直すことが可能で、プレイしやすかったです。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

エラーがあります!

ティラノビルダー製・ホラーノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

主人公が、初めて自分で作った恋愛ゲームのテストプレイをするという内容です。
しかし、そのゲームにはエラーがあります。

作中に出てくる恋愛ゲームのシナリオが、「主人公が作りたいものを自由に作った」と思えるものでした。
ネットスラングが含まれるため人を選ぶものの、攻略対象の反応などに独自性があり、楽しかったです。

ホラーゲームとしては、主に演出面から怖さを感じました。
フィクションなので登場人物は架空の存在ですが、中に誰かがいるような臨場感がありました。

片方のエンディングのラストで見られるイラストが、特に好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 4 5 6 7
8 9 11 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

リンク

カテゴリー

最新コメント

[04/21 Dreal広報担当]
[04/21 Dreal広報担当]
[02/14 なんこつ]
[02/14 なんこつ]
[02/03 たぬき]

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.