15禁・残酷描写あり・BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類
男性2人が同じ家で生活するという内容です。
途中から、物語の語り手が変わります。
前半は、まるで新婚夫婦の日常のようだと感じました。現実で新婚夫婦の暮らしを見たことはありませんが、仲が良ければこのような雰囲気になるのだろうなと想像しました。
読みながら、幸せを分け与えてもらったという気分になれた場面もありました。
後半の視点変更が起こるあたりからは、それまでに明かされなかった秘密が判明します。
思っていたものと違っていて驚きました。特殊なケースであるとはいえども、このような愛の形もあり得るということを学びました。
そして、第三者が2人の関係を見れば、勘違いしそうだと考えました。
実際、作中でも第三者が登場し、2人について勘違いをします。出番は多くはありませんが、個人的にはその人に1番の思い入れがあります。
というのも、職業上似たような立場になる可能性が高いからです。
このノベルの終盤では、主人公は第三者の前で、ある行動を起こします。それは、注意書きにもある、残酷描写を含むものです。
このような行為に関して、うちの職場の場合は、刃物や割れもの、ひも類などは置かない、または目に入らない場所に片付けるということで最悪の事態は回避されてきました。
けれども、あくまでも最悪の結果にはならなかったというだけで、危険な場面はありました。
こういった場面を見たり聞いたりしたとき、今までは怖いからやめて欲しいなど、自分の気持ちを優先にした反応をしてきました。
この作品に触れて、行動を起こした相手の感情や、きっかけとなったものについて、いかに考えてこなかったかを思い知らされました。
これからは、相手にもその人なりの特別な理由があるということを頭に入れておかなければならないと考えました。
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[2回]
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