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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

シェリラベット

吉里吉里製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)・攻略対象1人

姫とその専属騎士が、とある事情で竜に会いに行くという内容です。
一部、2週目以降になると見られるイベントがあります。

旅の最中では、トラブルが起こることがあります。選択肢によっては、緊張感を持った場面もありました。
しかし、騎士が有能で、この人と一緒ならどのような苦難に遭ってもヒロインは無事だろうと思いました。

今まで、恋愛ゲームは基本的に、「主人公が誰かと仲良くなっていくうちに、相手の抱えている秘密を知るようになる」というものだというイメージを持っていました。
しかし、この作品の場合、攻略対象をはじめとする周囲の人物は敢えて、主人公に秘密を明かしません。
相手のことが好きだからこそ知られたくないことがあるという、彼らの気持ちには理解できる部分があるような気がしました。

本編で語られなかった隠し事は、おまけシナリオを読むことでわかります。
時折本編で片鱗が示されてはいたのですが、それでもストーリーの印象が変化するものでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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えんどれす・ばれんたいん

NScripter製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度普通・ED10種類(真ED1種類)

女子高生がバレンタインデーに、憧れの人へチョコレートを渡そうとするという内容です。
彼女の場合は失敗しても、兄の作ったタイムマシンによってやり直すことができます。

登場人物が主人公を含め変わった人ばかりで、強烈でした。
そのため、選択肢の後の展開も、予想外のものが多くありました。
ツッコミ担当である、女友達の存在に安心感を覚えました。

基本的にはギャグですが、少しだけ、シリアスなルートがあります。そこから見られるエンドは2種類です。
このルートは、主人公が同じ日を何度もやり直していることに対して問いが投げられており、作中で出てくる文章に同意できるところがありました。
ストーリーとしては、WORST ENDが心に響きました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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偽りラプンツェルの遁走曲

15禁・一部性的表現あり・NScripter製・乙女ゲー・ファンタジー・
短編・難易度普通・ED8種類・攻略対象1人

ある少女が、気がつくと身に覚えのない場所にいたという内容です。
彼女の元へ、1人の男性が話しかけてきます。

主人公の目的は、外の世界へと脱出することです。
プレイヤーはこの方法を探ることになるのですが、なかなか先が読めませんでした。
また、彼女にとっての妨害となるのが、男性の存在です。主人公への対応が怪しくて、何がきっかけでそのような言動をするようになったのかということに、興味を持ちました。

このゲームは、周回プレイによって真相が判明します。
ファンタジー設定だからこそ、このようなことになったのだろうなと思った部分もあれば、男性の行動に関して、腑に落ちた部分もありました。
作品全体を通して、表面上だけでは、人間の内面を知ることは難しいということを認識しました。

性的表現は軽めです。しかし、それでも大人っぽい描写があり、覗き見をしているような緊張感がありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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お茶会への招待状

LiveMaker製・乙女ゲー・洋風・長編・難易度やや高め・ED21種類・攻略対象5人+α

農園の娘が祖母の遺品整理のために、ロンドンへ行くという内容です。
彼女はそこで、祖母の知り合いだという男性たちと出会います。

ルート分岐に関わる選択肢は主人公の台詞を選ぶものの他に、紅茶の種類を選ぶものがあります。
最初の選択肢で、種類による違いを知ることができた点が嬉しかったです。

海外に関する知識はあまり持っていないので、見慣れない単語がいくつかありました。けれども、読み進めていくうちになんとなくわかるようになりました。
また、今までは爵位というものについて、聞いたことはあっても頭に入っていませんでしたが、このゲームで覚えることができました。

作中には、人間の持つ闇のような部分が見える場面が多くあります。
しかし、それらによって、攻略対象がどのような人物であるかより理解でき、愛着が持てるようになりました。
各々が抱えている問題には、解決方法が全く想像できなかったものが結構ありました。そのような場合でも、ハッピーエンドに繋がるルートでは登場人物たちは乗り越えていくため、すごいと感じました。

各攻略対象ごとに、恋愛ルートと友情ルートがあります。
メインは恋愛ルートですが、友情ルートも主人公の強さがみられて面白かったです。

プロローグの映像やテキストウィンドウなど、演出面も凝っていて楽しかったです。

制作者の方のサイト「.aihen」はこちらです。攻略情報も載っています。

番外編である、「エイプリルなフールへの招待状」も公開されています。
こちらは本編で各キャラの恋愛ルートクリア後にプレイすると、会話の内容がわかりやすくて楽しめました。

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すきなおとこのこ?

12歳以上推奨・NScripter製・現代学園もの・短編・難易度低め・ED6種類・攻略対象3人

女の子が、気になる人とハロウィンを楽しもうとするという内容です。
単体でもプレイできますが、個人的には前作である「きになるおとこのこ?」のクリア後にプレイすることを推奨します。

このゲームの特徴は、攻略対象の個性です。
前作もそうだったのですが、容姿も発言も強烈で、存在感がありました。また、どのルートを選んでも、オチにもインパクトがありました。

ルートによっては、画面下部に表示される×印にある仕掛けが隠されています。
普通のゲームであれば、これは文字を消すための機能なのですが、このゲームでは異なっていて面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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