ティラノビルダー製・ノベル・洋風・短編・選択肢なし・ED1種類
絵を描くことが好きだったものの事故により右腕をなくした少年が、幽霊の少女と出会うという内容です。
少年は少女に頼まれ、彼女の顔の絵を描くことになります。
主人公の周囲の人々の彼に対する態度は、彼が不快になるようなものです。そこに、リアリティを感じました。
周囲の人々の発言等が本人に対して失礼なものであるということは、頭では理解しているつもりです。けれども、彼らと同じような反応を、自分も示すことがあるかもしれないと思いました。
少女と出会ってからは、主人公の生活に変化が出てきます。
問題が起こることはありますが、基本的には希望に満ちあふれているように感じました。そのため、読んでいて気分が良かったです。
制作者の方のサイトは
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短編でありながらも、人の一生が描写されている作品です。
ストーリーを追うことで、濃密な時間を過ごしたような気がしました。
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