LiveMaker製・ノベル・洋風・選択肢なし・ED1種類
いじめられっ子の少年が、見知らぬ少年から声をかけられるという内容です。
彼らはある目的のために、一緒に旅をすることになります。
作中では時折、主人公の過去の回想シーンが出てきます。過去と現在の違いは(私の頭の中では)日本でも当たり前に起こるもので、生々しさがありました。
主人公と同じ立場になった場合、私であれば、比較をするだけでも嫌な気持ちになるため昔のことは思い出したくないと考えます。けれども彼は、幸せだった時間を振り返って、それに関わった人が酷い行為をするように変わってしまった場合でも、その人を嫌いにはならないので、優しいのだなと感じました。
旅を通して、主人公の気持ちには変化が現れます。
些細な変化かもしれませんが、それまで別の考え方も持つことができただけでも、2人が旅をしたことは有意義であったと思います。
アメリカが舞台となっていて、そこで有名な場所や映画などが元になっているネタがいくつか出てきます。
それらに対する登場人物の意見を知ることが楽しかったです。主人公に話しかけた少年であるセオドアというキャラクターとは、一部を除いて趣味が合いそうだと感じました。
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