フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
Nscripter製・ノベル・選択肢あり・中編・難易度低め・立ち絵あり・真ED1種類
2週目以降選択肢が増え、何周か繰り返しプレイすることによって本当のEDが見られます(もしかしたらこう書くのも結構なネタバレかもしれません)。1周プレイするのにはあまり時間はかかりません。
1週目で読むのは日本の東京にいる男女の普通の会話です。その会話が、2週目をプレイすると予想外のシチュエーションで使われていて驚きました。
似たようなことが3週目、4週目とプレイを繰り返すと続き、このゲームにはまっていきました。
ラストには納得しました。
占い師が出てくるシーンが特に好きです。
制作者の方のサイトはこちらです。
2025年1月15日追記……現在、サイトがリンク切れとなっています。
作品自体は、「Vector」で公開されています。
吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・選択肢あり・長編・難易度低め・真ED1種類(バッドエンドあり)
途中で出てくる選択肢のうち正しいものを選び話を進めるゲームです。間違えると即座にバッドエンドになります。
しかし、バッドエンドになっても救済措置のようなものがあり、その時に出てくるキャラのセリフが面白かったので、それ見たさに違うと分かっていてもわざと間違いの選択肢を選んでみたりもしてみました。
この作品はお笑いを題材にしています。このゲームをプレイする以前に、お笑いを題材にした小説を読んだことがあります。それはシリアスなシーンが多かったので、この作品もそうだと予想していました。しかし、コメディの割合が高くて読みやすかったです。主人公と他のキャラとの会話が、漫才のようでした。
また、音楽バンドも物語に関わっています。普通だったらお笑いとはジャンルが違うので違和感がありそうですが、それを感じさせなくて新鮮でした。
作中でどのようなネタをしたのか、ということを知ることができたのは嬉しかったです。
アニメやゲーム・ネットを題材にしたネタが結構出てくるため、元ネタを知らなければ何の話をしているのかこともあります。だけど、分かった時は楽しめました。
メインヒロインの江崎巴が面白くて好きです。彼女の性格を表現するにはシナリオを書く人も自分が面白いという自信がないと書けないだろうなと思って、羨ましいと感じました。
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ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。
RPGツクール2000製・RPG・コメディ・中編・難易度普通・ED1種類
ゲーム登録サイトでこのゲームの説明文を見た時、好きな女の子を一人選んでその子を口説こうとする内容なのかなと思っていました。しかし、実際プレイするとハーレムを目指すという内容だったので最初は戸惑いました。それでも、やっているうちに展開が気になりました。
難易度は前半は簡単ですが後半は難しくなり、1回ゲームオーバーになりました。ただ、その後どうすれば先に進めるか分かったのでクリアできました。
今の日本では複数の異性と付き合うことはおかしいとされています。それなのに、ヒロインの台詞や本の内容を読むと、主人公が良いことをしているのではないかという気になってしまいました。
最終戦闘はヒロイン達が主人公のことを大切にしていることが伝わって良いなと思いました。
EDはあまりにもインパクトがあるため、好き嫌いが分かれると思います。始めは驚きましたが、終わるとじわじわと笑いが込み上げてきました。
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