フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類
村長にさらわれた村の女の人達を、主人公とその友人が助けようとするという内容です。
このゲームで最も楽しかったのはアイテム集めです。人と会話したりものを調べたりすることによって、たくさん入手できます。中には数回人に話しかけることによってもらえるアイテムもあり、探索することが面白かったです。
また、一部のものを調べたときに見られる会話から、メインパーティである主人公達3人の仲の良さが感じられました。
戦闘は装備アイテムを集め、技の属性の相性を把握していればレベル上げはあまり必要ありませんでした。
このゲームで苦戦したのは絵合わせパズルです。パズルが解けなくてもクリアはできます。けれども、パズルのイラストが可愛かったです。
女性がさらわれたという導入ではありますが、全体的には明るい雰囲気でした。
このゲームは、「ふりーむ」で公開されています。
残酷描写あり・Nscripter製・ノベル・現代学園もの・選択肢あり・短編・難易度普通・ED2種類
タイトルは「かたる」と読むそうです。このゲームで初めて知りました。
いじめられている主人公がある少年と出会い、友達になるという内容です。
初プレイ時はバッドエンドを見ました。その時のいじめの描写が予想より過激で、誰か主人公を助けて欲しいと思いました。
主人公が少年と出会ってからは、少しは希望があるかなと考えながら読み進めました。
こういう時に心の支えになるような人がいると辛い状況でも頑張れる場合もあるかもしれません。
ハッピーエンドがありますが、バッドエンドと捉える方も多そうな結末です。
しかし、作中に出てくる周囲の状況から考えると、主人公がいじめから抜け出すために、そのような結末を迎えることを選ぶのが分かるような気がしました。
この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。
RPGツクール2003製・オカルトミステリーADV・現代日本もの・中編・難易度普通・ED複数(真ED1種類)
「都市探求会」という大学サークルに入ることになった主人公が様々な事件に巻き込まれる物語です。
メインキャラクターが個性的で楽しめました。特に都市探求会の部長が強くて格好良かったです。
また、主人公は人とあまり話さないというタイプですが、その設定がゲームの事件を調査するパートと関連していて面白かったです。
序盤に出てくる事件では、幽霊も話に関わっています。事件の真相は予想できませんでしたが、個人的に好きな要素がありました。
中盤以降はオカルト要素は少なくなります。人間関係について描かれていて、似たようなことが実際に起こったら怖いなと思いました。
このゲームでは、NORMAL ENDを見た後にTRUE ENDを見ることになります。NORMAL ENDとTRUE ENDで、あるキャラに対する印象がかなり変わりました。
TRUE ENDの方が、事件の真相が分かった時キャラに共感できて好みでした。
制作者の方のサイトはこちらです。
RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類
伝説のサラダを作るための材料を集めるゲームです。グラフィックが可愛かったです。
戦闘はイベント戦闘のみです。装備と回復アイテムを揃えていれば勝てる難易度で、丁度良かったです。
このゲームは、様々なキャラに話しかけることによってサラダの材料が集まり、ストーリーが進みます。
同じキャラでもストーリーが進むと少しずつ台詞が変わるため、何度も話しかけたいと思いました。
特に、主人公の家族と友人は、一部の装備を身に付けたときにも台詞が変わるので面白かったです。
続編が製作中とのことで、謎が残る部分はありました。しかし、サラダを作るという目的はこのゲーム内で達成でき、単体でも楽しめました。
制作者の方のサイトはこちらです。
ブログを書き始めた頃に書いておいた方が良かったかもしれません。
私の好みは偏っています。このブログで感想を書く作品も、以下の条件のどれかに当てはまるものが多くなると思います。
しかし、たまに、以下に挙げた条件に当てはまらなくても好きだと思うことがあります。
・現代日本もの(特に実在する都道府県が舞台のもの)
舞台を想像しやすいところが好きです。また、舞台となった場所が実在する場合は行ってみたくなります。
観光地や名産品などが出てくると、雑学を知ることができる気分になって、より楽しめます。
・子どもが大人に立ち向かうもの
自分より強い立場のものに勝とうとしている場面を見ると、格好良いと思います。
この場合、大人が悪役であった方が良いです。小中学生の頃の自分だったら共感していました。
・人間の怖さが描かれているもの
今までの経験上、個人的に、「幽霊より人間の方が怖い」と考えています。幽霊とは会ったことがないので言い切ることはできませんが。
怖い人が出てくる話だと分かりやすくて、それ以外の登場人物に共感できることもあります。
・周囲の立場からだとバッドエンドに見えるが、主人公にとってはハッピーエンドのもの
具体的な例を挙げると、「マッチ売りの少女」などです。
・一生懸命に生きているキャラクターが出てくるもの
自分も頑張ろうという気持ちになります。