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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

strange arouse anonymous [# another]

ティラノビルダー製・ホラーノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

オンラインゲームのオフ会に参加したメンバーが、怪談話を聞くことになるという内容です。
「strange arouse anonymous [# watch]」の続編にあたるため、そちらを先にプレイしているとより楽しめます。単体でプレイしても問題ありません。

1番印象が強かったのは、前作にも登場した人物です。彼女の怪しさが増していて、何者なのだろうと思いました。
ちなみに、この作品には続編があります。そちらもプレイしたくなる終わり方でした。

文章の一部には、プレイヤーに向けて語りかけてくるようなものが含まれています。
そのため、物語に興味を持ちやすかったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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螢火の庭

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・中編・難易度やや高め・ED4種類(真ED1種類)

「螢火流し」と呼ばれる祭りが行われる村で、留守番をしていた少女が、見知らぬ誰かにどこかへと連れていかれるという内容です。
敵から追いかけられる場面がいくつかあります。

祭りが行われる背景の描写や、マップ上で表現される不思議な世界観に惹かれました。
作中では、人ではない生き物がたくさん登場します。サブキャラクターを含めて、誰もが個性を持っていて、それぞれの台詞を楽しむことができました。

エンディング分岐については、ヒントが載っている説明書が頼りになりました。
中盤にフラグがあり、それより後に追いかけられる要素が出てくる点は大変ではありましたが、イベントシーンに出てくる会話を見直すことによって、ストーリーの理解を深められた気がします。

ストーリーのメインとなるのは、主人公と、彼女の手助けをするために現れたある人物との関係の変化です。
真相に近付くにつれ、ある人物のことを主人公がよく見ていたということに気付きました。トゥルーエンドに向かうルートでの彼女の、物事の本質を見極める力が素晴らしいと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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夜半の夏、地下鉄にて

ティラノビルダー製・ノベル・SF・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

男子高校生が、地下鉄で昔の知り合いと再会するという内容です。
彼は、知り合いである少女に、ある事実を告げられます。

地下鉄内のシーンと回想シーンで、少女の絵のタッチが異なる点が印象的でした。
また、文章が縦書き表示で雰囲気があり、読みやすかったです。

少女が語りかけてくる事柄が唐突だったので、はじめは戸惑いました。しかし、読み進めていくと、作中の状況をプレイヤーが把握するために意味があったことがわかりました。
ストーリーの中では、登場人物2人の関係性が描写されています。最後まで読むと何ともいえない気持ちになったのですが、何らかの可能性が表示されていたように思います(感想をきちんと言葉にできていなくてすみません)。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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かげろうに咲く花

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

主人公の目の前に、会えないはずの妹が現れるという内容です。
彼らはともに些細な日常生活を楽しもうとします。

途中まではおそらく、妹が可愛いと考えながらプレイしていたと思います。
「おそらく」というのは、終盤に衝撃を受けすぎて、それまでに持っていた感想を忘れたからです。

序盤に出てくる、ミスリードとなる文章に騙されました。しかし、最初から読み返してみると、ラストのヒントとなる場面がいくつかありました。
一本道の物語ですが、周回プレイが楽しめる作品だったように思います。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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魔法の鏡はかく語る

15歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・ノベル・ファンタジー・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

童話「白雪姫」モチーフとなっている物語です。
セーブ・ロードなどの操作方法は、説明書に載っています。

このノベルでは、魔法の鏡が主人公となっています。
脇役に焦点が当たっていて、有名な物語が元となっていながらも、目新しさがありました。

END1は原作に忠実なルート、END2はこの作品独自の展開があるルートでした。
個人的にはEND2が特に好きです。演出が凝っていて、鏡に引き込まれそうだと思いました。

制作者の方のブログはこちらです。

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