RPGツクールMV製・ADV・SF・短編・難易度普通・ED6種類
記憶を失った主人公が、とある場所からの脱出を目指すことになるという内容です。
そこにはアンドロイドの少女がいて、ことあるごとに主人公を罵倒します。
このゲーム最大の特徴である、少女による罵倒がたまりませんでした。
日常生活で同じことを誰かかから言われたら嫌な気持ちになります。しかし、ゲームの中だと、こんなにたくさんの言い回しが出てくるのはすごいと感じました。
また、探索系のアドベンチャーゲームでよくみる場面に対する指摘もあり、それらが面白かったです。
作中では「音声データ」と呼ばれるものがあり、それを集めて情報を見ることによって、ストーリーが少しずつ明らかになっていきます。
少女による台詞や探索時に出てくるネタからは想像がつかなかった真面目なもので、データの中でしか登場しない人物にも、思いを巡らしたくなりました。
探索のヒントが含まれている音声データがあった点も面白かったです。
エンディングは、真相に近いもの以外は、ゲームの進行度が関係します。
どれも展開が読めなかったのですが、中でも2周目以降に見られるようになるエンドは、それが顕著で、インパクトがありました。
制作者の方のブログは
こちらです。攻略のヒントも載っています。
ゲーム自体は、
「ふりーむ!」で公開されています。
特に好きな場面は、「家族」という展示室が出てくる場面です。実在する人物による名言の引用を含め、心に突き刺さる言葉が多く出てきました。
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