WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・中編・難易度やや高め・ED4種類(真ED1種類)
「螢火流し」と呼ばれる祭りが行われる村で、留守番をしていた少女が、見知らぬ誰かにどこかへと連れていかれるという内容です。
敵から追いかけられる場面がいくつかあります。
祭りが行われる背景の描写や、マップ上で表現される不思議な世界観に惹かれました。
作中では、人ではない生き物がたくさん登場します。サブキャラクターを含めて、誰もが個性を持っていて、それぞれの台詞を楽しむことができました。
エンディング分岐については、ヒントが載っている説明書が頼りになりました。
中盤にフラグがあり、それより後に追いかけられる要素が出てくる点は大変ではありましたが、イベントシーンに出てくる会話を見直すことによって、ストーリーの理解を深められた気がします。
ストーリーのメインとなるのは、主人公と、彼女の手助けをするために現れたある人物との関係の変化です。
真相に近付くにつれ、ある人物のことを主人公がよく見ていたということに気付きました。トゥルーエンドに向かうルートでの彼女の、物事の本質を見極める力が素晴らしいと思いました。
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