フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED2種類
帰宅部の男女4人組が経験する一夏の出来事が描写された物語です。
メインキャラは男子2人、女子2人です。
この組み合わせならではのシーンがいくつかあり、楽しい学校生活を送っていそうだと思いました。
ルートによっては想いのすれ違いなどもあり、甘酸っぱさがありました。
エンディングはトゥルーエンドとバッドエンドの2つです。どちらのエンディングにも後日談があります。
1周目はバッドエンドを見ました。後日談のラストで起こる出来事は不意打ちだったので、少しの間呆然としました。
その後トゥルーエンドを見て、安心しました。
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LiveMaker製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類
童話の「赤ずきん」が元となっている物語です。
あらすじは「主人公である赤ずきんがおばあさんのお見舞いへ行く」というものですが、コメディ要素が強く、元ネタとは雰囲気やキャラクターの設定が異なります。
キャラクター同士の会話に勢いがあって面白かったです。
従来の「赤ずきん」には存在せず、現代に入ってから出てきた単語が作中に出てきて、新鮮でした。
True Endでは赤ずきんのある秘密が分かります。
それまでにこの作品に対して持っていた、「ギャグが中心」というイメージが大きく変わったシーンでした。
赤ずきんもオオカミも両方可愛かったです。
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18歳以上推奨・LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・一部ボイスあり
主人公の男性が、友人に勧められて催眠音声が流れるCDを聞くという内容です。
作中で流れる音声が心地良いので、眠たくないときにプレイする方が良いかもしれません。
CDではありませんが、催眠音声用の文章を朗読してインターネット上にアップロードされている方もいます。今年に入ってから興味本位でその音声を何度か聞きました。そのときに感じたことは、主人公がCDを聞いて持った感想に近いものがありました。
ストーリーは、主人公がCDを何度か聞くことで、彼の日常生活に次第に変化が訪れるというものです。
彼自身ではなく友人でないと気付かない危険な変化もあったので、少し怖かったです。眠れないことがあっても催眠音声に頼りすぎないように気を付けようと思いました。
プレイ前は、女性のみボイスありのため男性向けの内容かもしれないと考えていました。しかし実際にプレイしてみると、男性同士の友情ものとして、女性でも楽しめるものであるような気がしました。
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LiveMaker製・ノベル・現代学園もの・ファンタジー要素あり・短編・選択肢なし・ED1種類
阿波踊りが題材となっている作品です。
この物語において、女子高生である主人公の目的は2つあります。1つは彼女の自宅にあった阿波踊り用の笠から出てきた精霊の正体を知ること、もう1つは転校してきた男の子と仲良くなることです。
この2つのつながりに気付いたときは、嬉しくなりました。
主人公を含め、登場人物たちはいろいろな出来事を通して阿波踊りの練習に励むようになります。
動機はどうであれ、物事に真剣に取り組む姿勢は格好良いと感じました。
踊りたいという感情は今はないのですが、いつか阿波踊りを生で見てみたいと思いました。
この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。
LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類
高校3年生の男子生徒が、夏休みに同級生の女の子からバーベキューに誘われるという内容です。2人の恋愛がメインです。
ヒロインは表情が豊かで、分かりやすい性格だと思いました。それでも主人公はヒロインに関して、ある勘違いをします。その内容がコントのようで面白かったです。
全体的に明るく、プレイしていて幸せな気分になりました。
設定画面もオリジナルで目を引くものでした。
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2018年3月10日追記……現在はサイトがリンク切れとなっています。ノベル自体も公開停止されているようです。