フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・選択肢あり・短編・難易度低め・ED3種類
タイトルの読みは「みつあみはづきのゆめじ」です。
この作品にはフリー版とシェア版があります。フリー版でも3種類のエンディングを見られるので、ここではフリーゲームとして扱います。
花火大会とお盆が題材となっている作品です。女性主人公が男性キャラと恋愛する内容なので、どちらかというと女性の方が楽しめるかもしれません。
1周目は選択肢はありません。2週目以降に選択肢が出てきます。
1周目の後半から、胸がいっぱいになる心地がして、「やばい」と思いました。ここで「やばい」という言葉を使うのは、日本語としてはおかしいかもしれませんが、他に適切な表現が見つかりませんでした。
前半はほのぼのしていてメイン2人の会話が微笑ましいくらいにしか考えていなかったので、予想していなかった展開に驚きました。
2週目と3週目は、1周目との関連が分かるシーンが出てきたときに、嬉しさを覚えました。
大きな音と火の粉の熱さが苦手なのと面倒なのとであまり花火を見に行かないのですが、そのような自分でも読んでいる間は花火大会が結構重大で、日本に必要な文化であるように感じられる内容でした。
制作者の方のサイト、「Glasses!」はこちらです。