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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

エインワーズ家の従僕たち

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

従僕(使用人のような存在)である4人組が、割れてしまったカップをどうにかしようとするという内容です。
一部、独自のシステムがありますが、簡単なもので作中でチュートリアルも見られます。

ボス戦以外の敵はシンボルエンカウントで出てきます。数は多くありません。
それが、私にとって嬉しいポイントでした。ダンジョン内にあるアイテムを探しやすかったです。

戦闘時に使える魔法には、「赤」「青」「緑」という3種類の属性があります。
パーティメンバーの場合、元気なキャラが赤、クールなキャラが青なので、イメージと合っていて分かりやすかったです。
また、戦闘で必殺技を使ったときに入るカットインが、格好良かったです。

そして、特に好きな点が、ストーリーが進行することで見られるようになるいくつかのサブイベントです。
各キャラクターに関して、本編を進めているだけでは分からない一面を知ることができ、楽しかったです。アイテムも入手できて一石二鳥でした。

制作者の方のサイトはこちらです。番外編なども公開されています。

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贄の羊に牙を立てて

15禁・性的描写あり・吉里吉里製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・
難易度普通・ED5種類(真ED1種類)・攻略対象1人

村娘が吸血鬼の花嫁になるという内容です。

序盤では、吸血鬼が過去に村の人たちに酷いことを行ったという描写があります。
その影響で、この作品の場合だと、最初は吸血鬼に対して良くないイメージを持ちました。
しかし、攻略対象である吸血鬼の主人公への言動は、序盤に持った印象とは異なるものでした。そのため、彼は特別な存在なのだろうと思いました。

作中では、主人公が吸血鬼と共に生活していく様子が描かれます。
どのルートも官能的で、大人向けの物語であるように感じました。中には、自分のことではないのに恥ずかしくなるような場面もありました。

トゥルーエンドにあたるものはEND05ですが、最も好きなエンディングはEND04です。主人公の心情の変化が大きくて、興味深かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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欠けた記憶は悪夢

残酷描写あり・RPGツクール2000製・ホラーADV・現代日本もの・
短編・難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

男子大学生が、数年前生活をしていた孤児院を訪れるという内容です。
ただし、そこは廃墟となっています。

作中では、かつて孤児院で酷い目に遭わされたらしき子がたくさん出てきます。
アイテムを入手し彼らに使用するかどうかを決めることで、ルートが分岐します。

設定上、アイテムを使用したからといって、彼らが生存するような展開にはならないだろうとは思いました。
けれども、どうにかして助けなければならないという使命感に駆られました。時間制限はなかったのですが、急ぐ気持ちでプレイしました。

また、主人公には、自分が孤児院にいた頃の記憶がありません。
ゲームの進行状況によって、過去にあったことを少しずつ思い出していきます。

タイトルを初めて見たときは、嫌な過去は思い出さない方が良いだろうと考えていました。
しかし、トゥルーエンドを見ると、必ずしもそうではないのかもしれないと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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シニタガリオウエンカ

WOLF RPGエディター製・ADV・現代日本もの・一部ホラー要素あり・
中編・難易度高め・ED5種類(真ED1種類)

男子高校生が不思議な世界に迷い込むという内容です。
彼はそこで、自殺したという少年と出会います。

ゲームオーバーが結構あるので、こまめなセーブを推奨します。
また、必須という訳ではありませんが、後半は携帯電話が手元にあった方がより楽しめます。

この作品に興味を持ったきっかけは、主人公が出会う少年の設定です。彼は主人公に、生前は「天才少年」と呼ばれていたとも話します。
各章の合間に挟まれる「天才少年」の回想シーンが、イメージ通りでした。アニメーションになっていた点も好きです。

ゲーム本編では、回想シーンから考えると疑問に思うような台詞が時折出てきました。
その理由を予想しながらプレイすることが楽しかったです。

メイン2人の他にも重要となる人物は存在し、各章ごとに登場します。ゲームを進めていくと、その人たちの過去も判明します。
彼らに対する周囲の人々の反応を見ていると、自分のことを言われているな気分になった場面が時々ありました。

謎解きに関しては、4章が1番好きだと思いました。1番難しいと感じたのは2章です。
難しいとはいっても、詰まったときにはヒントを得ることができ、それを参考にしながら解くことができました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2016年4月22日追記……現在のバージョンでは、エンディングが増えているようです。

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以下ネタバレ

418号室

RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代・短編・難易度普通・ED2種類

男性が、彼の妻が自殺をしたとされるホテルの一室を訪れるという内容です。

部屋に置いてある物はどれもが恐怖演出に使われています。その点が好きだと思いました。
特に後半は、それぞれの小道具に対する主人公の後ろ向きな発想に驚かされました。

それ以上に好みだったのが、妻に関する真相です。
以前他の記事で数回程書いたことがありますが、個人的な意見としては、とあるものは幽霊より怖いです。この作品でもそれが描写されていて、やっぱりそうだと思いました。

エンディング分岐については、説明書にヒントが書かれています。
どちらの結末も、後を引くようなものでした。

制作者の方のブログはこちらです。

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