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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

黄昏兎と星降る丘

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

老夫婦が想い出の場所を訪れに行くという内容です。
獣人がメインキャラとして出てきます。

戦闘は、始めのうちは厳しい部分がありました。しかし、後半からは回復アイテムが入手できる確率が上がり、プレイしやすくなりました。
(最初のバージョンでの印象です。今のバージョンでは戦闘バランスが修正されているそうです)

ストーリーは、「死」というものが大きく関わってくるものでした。
老夫婦はそれにしっかりと向き合っていて、切なさはあるものの、その中に穏やかさもあるような気がしました。

高校生の頃、倫理か何かの授業で、「リビング・ウィル(生前の意思)」という言葉を習いました。
それを体現したものが、このゲームであるように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ダメダメなキミとファンタジー。

RPGツクールVX Ace製・RPG・現代ファンタジー・中編・難易度普通・
ED1種類(ただしED後に個別イベントあり)

ひきこもりの男子高校生が、親友とともにファンタジーの世界に迷い込むという内容です。
ストーリーは基本的には一本道です。しかし、メインキャラの中に主人公への好感度が高いキャラクターがいると、個別イベントが起こることがあります。

RPGですが、主人公は戦闘に参加しません。これがかなり衝撃的でした。
仲間を引っ張っていくようなタイプではないものの、皆の中心的位置にいて、大事にされているように感じました。
また、旅を通して成長していくので、戦わなくても主人公らしかったです。

戦闘では、パーティメンバーの中から参加するキャラクターを4人選ぶことになります。ただし、戦闘中に入れ替えることができます。
こういったタイプのゲームでは誰を選ぶかなかなか決められない自分にとって、嬉しいポイントでした。様々なパターンを試しながら戦い方を模索することができ、面白かったです。

ストーリーは、基本的にはコメディ寄りです。キャラクター同士の会話から、明るい印象を受けました。
けれども、終盤には哲学的な要素も出てきます。ボスキャラがある単語を何度か口に出すのですが、それに関する定義を問われているような気持ちになりました。

好感度イベントは、1周目はいろいろなキャラクターの反応が見たくて、特定のキャラクターのみの好感度を上げるということはしませんでした。
そのような場合でも、おまけ部屋や2週目引き継ぎ要素により、見られなかったイベントをすぐに全て回収することができたため、楽にプレイできました。

個人的には、親友に関するイベントが特に好きです。最初と最後で、主人公の変化が1番大きかったように見えました。

制作者の方のブログはこちらです。

2021年8月14日追記……現在、ブログはリンク切れです。ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

片道夜行列車

RPGツクールVX Ace製・RPG・現代ファンタジー・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

少女が電車に乗っているうちに、不思議な世界に辿り着くという内容です。
ゲームを始める前に質問に答えることで、難易度の選択ができます。私の場合はイージーモードでプレイしました。

グラフィックはオリジナルのものとなっており、雰囲気が出ていました。
BGMもそれに合っていて、特に列車の走行音は、聞いていて心地良かったです。

ストーリーは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が思い浮かぶようなものでした。
とはいっても、キャラクター設定が全く異なっているので、このゲーム独自の世界観も感じました。

戦闘は、「使い魔」と呼ばれるキャラクターに支援してもらいながら戦うというシステムになっています。
戦闘中に入れ替えることができるため、状況に合わせて使い分けることが楽しかったです。
他にもオリジナルのシステムはありますが、すぐに慣れることができました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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超人類の憂鬱

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

魔法少女たちが依頼をこなしたり、所属する組織の問題に立ち向かったりするという内容です。
登場するキャラクターのほとんどはテンションが高いです。

演出が豪華で、驚かされる場面が多くありました。
また、マップなどにはサイケデリックな雰囲気があり、今までに見たことのないタイプのRPGだと感じました。

ボス戦以外の戦闘は難易度は低めで、さくさくプレイすることができ、爽快感がありました。
ラスボス戦では一度負けましたが、お助け要素があったので安心しました。
アイテムが入手できる場所もたくさんあり、快適でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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BELIEVE it or not

RPGツクール2000製・RPG・現代・洋風・短編・難易度やや高め・ED1種類

ある組織に所属している男性が謎の少女に出会うという内容です。
銃器を武器にして戦うゲームで、武器の改造などの要素があります。

この作品が製作されたのは、10年以上前です。
しかし、今プレイしても、昔に作られたとは思えないようなものでした。

特徴的なのがグラフィックで、作中に出てくる背景に近い場所が、もしかするとどこかにあるかもしれないと感じました。
また、オリジナル戦闘となっており、そちらも凝っているように思いました。

ストーリーは、ダークで大人っぽい雰囲気のあるものでした。
主人公と少女の関係性が興味深かったです。

ちなみに、エンディング後にはランクが7段階で表示されます。私の場合は真ん中でした。

このゲームは、こちらで公開されています。

2018年3月12日追記……現在はダウンロードできなくなっているようです。

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