一部残酷表現あり・LiveMaker製・乙女ゲー・中編・
難易度やや高め・ED12種類・攻略対象3人+α
伯爵家の娘が父親から虐待を受けながらも、屋敷での日々を過ごすという内容です。
「お茶会への招待状」というゲームとリンクしている要素が一部あります。ストーリー自体は独立しているので、それぞれ単独でプレイしても問題ありません。
このゲームは、主人公の設定が物語の中で重要となっています。
彼女は、虐待等の嫌なことがあったとき、逃避策としてある方法をとります。それは、周囲の人から見ると、異常な行動に映ります。このため、主人公と他の人たちとの間には、異なった認識が生まれます。
原因は違う場合もあるものの、これと同じような状況は、現在の日本でも起こり得ます。
正確には要因や症状など多くの異なる部分があります(もっと厳密に書くと、主人公の母親の言動の方がより近いです)が、仕事上で似たような場面を見ることが結構あるので、実感できました。
このようなことが起こった場合、相手の考えを否定せずに、まずは何故そのような行動を起こすのかといったことなどを、理解しようとすることが大切だと思いました。
攻略対象と結ばれるエンディングは、難なくクリアすることができました。
それ以外の主人公の秘密に迫るエンディング(ED1、ED9、ED10)は、迎えるまでに時間がかかりました。制作者の方のブログにヒントが載っているので、最終的にはそれを見ながらコンプリートしました。
恋愛ものとしてであれば、ピアニストであるクライドというキャラクターのルートが最も好きです。
ヒロインを守ってくれる強さを感じられて、格好良かったです。
制作者の方のサイトは
こちらです。
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