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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

彼が彼女で彼女が彼で

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

少年が憧れの人と初デートをすることになるという内容です。
しかし当日、彼女は1人の青年と入れ替わってしまったと言われます。

昔から映画やアニメなど様々な媒体で、人と人との入れ替わりを題材にした作品はあります(このノベルのタイトルの元ネタもそうです。ちなみに、以前このブログで感想を書きました)。
ただ、この作品の場合は、主人公は入れ替わりをする当事者ではないという点で、他の作品とは大きく違う特徴を持っていたように感じました。

終盤からの展開に、してやられたと思いました。この物語がフィクションであるからこそ、ヒントがたくさんあったにも関わらず、真相に気付きにくかったのかもしれないとも考えました。
途中までは、メインの登場人物である3人のうち2人しか目立っていなくて、そこが1番気になりました。その理由もラストで明かされ、納得しました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……リメイク版も公開されたようです。

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バス停の先輩

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・ED2種類

男子生徒が、バス停で先輩である少女と会話をするという内容です。
公開当初は別のツールによって制作されていましたが、現在は移植され、システム面などがリニューアルされました。

季節に関する描写が丁寧で、主人公の気持ちに同意できる部分があり、場面を思い浮かべやすかったです。
また、先輩の言動に不思議な魅力があり、彼女がどのような存在であるのかが気になりました。立ち絵のパターンが多かった点も楽しめました。

選択肢によって、登場人物の設定が大きく変わります。
トゥルーエンドは決まっていはいないそうですが、個人的にはEND2がトゥルーエンドらしいように感じました。選択肢より前にいくつか伏線があり、気付くと面白さが増しました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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私は今日ここで死にます。

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

1人の青年が、川に飛び込んだ女子高校生を見かけ、助けようとするという内容です。
全2章で、前半は女子高校生、後半は主人公がストーリーのメインとなっています。

1章は、王道的な展開だという印象を持ちました。
2人が関わりを持つことで、ヒロインの心情に少しずつ変化が現れていく様子を見て、前向きな気持ちになれました。

2章では、主人公が女子高校生を助けようとした理由が明かされます。それを知ると、彼らが出会ったことは奇跡であったように思いました。
1章より重いストーリーではありますが、生きることの大切さを教えてくれました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年10月30日追記……派生作品である、「クリスマス*フラワー」も公開されています。こちらは全面的に、幸せな物語でした。

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Friends

吉里吉里製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

男性が同窓会の帰りに、見知らぬ青年から声をかけられるという内容です。
彼は青年に、タイムトラベルをしてみるように誘われます。

作中で主人公がタイムトラベルをした先は、彼にとっては思い出しくない時代でした。けれども、未来に大きく影響を与えた時期でもあり、見つめ直すことによって、彼は物事に対して正しい判断を身につけられるようになります。
過去に目を向けるという行為は、苦痛を伴うこともありますが、それでも必要な場合もあるということを、この作品から学びました。

主人公は他の人を見下しているので、はじめは鼻につきました。
しかし、彼が過去に行ったことに近いことを、私自身もしてしまったことがあります。そのため、読みながら反省しました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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居留守ねむり

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED1種類

お手伝いの女性が、主から留守番を頼まれるもの、誰が来ても出てはいけないと言われるという内容です。
選択肢を間違えると、ゲームオーバーになります。

訪問してきた人の姿は、画面内のドアホンに表示されます。現代的な演出だと思いました。
また、選択肢を間違えたときに出てくる演出に怖さがあり、来訪者から立場を伝えられた場合でも、居留守をしたくなりました。

ストーリーの真相は、判明する前に持っていたイメージがガラリと変わるもので驚きました。
けれども、作中の出来事に近いことは、現実でも起こり得るような気がしました。

メイン要素ではありませんが、テレビに出てくるアナウンサーの台詞が面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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