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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

悪くない仕事

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

同じ仕事を毎日続けている主人公に、とある変化が起こるという内容です。
田舎の地方路線が舞台です。

選択肢は1か所のみです。
バッドエンドを迎えた後、すぐに選択肢のある場面に戻ることが可能だったため、便利でした。

オチが意外かつ、好みのパターンでした。
序盤に出てきた文章に対する印象が、終盤で変わるところが面白かったです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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スクールシャーク

ティラノスクリプト製・ホラーノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

中学校にサメが現れるという内容です。
新任の男性教師が主人公の物語です。

「中学校」と「サメ」という組み合わせが意外で、序盤から惹き込まれました。
君はカジキマグロと灰色の海を泳ぐ」という、カジキマグロが出てくる学園ものギャルゲーも存在しますが、それとは全く異なった面白さがありました。

一部は笑えるシーンもあるものの、全体的には緊張感が漂っていました。
ストーリーを進めることによって登場人物の隠された秘密が判明するため、サメ以上に人間の怖さを感じました。
特に、ラストが衝撃的でした。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ハッピーエンドに花を添えて

NScripter製・ノベル・現代日本もの・中編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

会社員の男性が、花屋でアルバイトをしている女子高校生と出会うという内容です。
2人はお互いに一目惚れをし、付き合うことになります。

この作品は、四季ごとのエピソードで構成されています。エピソードが終わるごとにタイトル画面に戻るため、区切りをつけやすかったです。
また、場面によってキャラクターの髪型や服装が変わります。パターンが多くて楽しめました。

ヒロインは、過去に経験したある出来事により、トラウマを抱えています。
主人公と接することで、それを少しずつ克服していこうとする点に魅力がありました。
優しさと温かさを感じるような物語でした。

主題歌も作品と合っていて、好みでした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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今日僕は自殺をします

12歳以上推奨・一部残酷表現あり・Nscripter・ノベル・現代学園もの・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED5種類(真ED1種類)・ボイスあり

内容はタイトルの通りです。
いじめがテーマとなっています。

選択肢は、「自殺する」の1つのみです。どのタイミングでクリックするかによって、エンディングが分岐します。
セーブ・ロード機能がないため、ゲーム性の高さを感じました。

地の文にもボイスがあり、臨場感がありました。
個人的には、主人公の場合は家族という救いがあるだけまだ良い方ではないかなと思ってしまったものの、切羽詰まっていると自殺を優先してしまうこともあるのかもしれないと考えました。

トゥルーエンドとおまけシナリオが特に好みでした。
被害者、加害者だけでなく、傍観者の立場についても語られている点が印象的でした。

製作者の方、如月燎椰様のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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親戚の男の子を引き取った話

残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

内容はタイトルの通りです。
主人公が動画を配信して、育児についてのアドバイスをもらおうとします。

画面デザインは動画サイト風になっています。細部まで作り込まれていて、こだわりを感じられました(初プレイ時には気付かなかった仕掛けもありました)。
セーブ・ロード機能はありませんが、短編なので問題ないと思います。

動画の中身は、男の子が親から虐待されていたらしいのでなんとかしたいというものです。
一応書いておきますが、この物語はフィクションです。作中の配信と同じようなことを実際に行うと、倫理・道徳的に問題となる可能性があると思うので、おすすめしません。
という注意を促したくなるくらい、リアリティーを感じました。

本編だけでも楽しめましたが、この作品は、エンディングを迎えた後からが本番だと考えました。
男の子の台詞や背景の本当の意味がわかったときには、驚きがありました。

この作品は、「ふりーむ!」、及び「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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