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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ぼくはキミが暴力的な引用をしても止めない

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

内容はタイトルの通りです。
SNSの相互フォローがテーマとなっています。

相互フォローをしていると、どちらかが相手を不快にさせる文章を書くと、必ず相手の目に入ってしまいます。
そのような場合、どのような対応をするのかは人それぞれですが、考え方は人によって異なるので、難しい問題だと思いました。
また、フォローを外したときに何が起こるかわからないため、外すにも勇気が必要だという怖さも感じました。

この作品ではSNSが題材となっていますが、インターネット上の他のコンテンツにも当てはまる部分はあると思いました。
たとえば、このブログです。製作者の方が感想を探してここを見つけたときに、なるべく失礼がないように気を付けてはいるつもりです。しかし、あくまでも「つもり」であり、完璧にできる訳ではありません。
そのため、他人事ではないと考えさせられました。

エンディングの後も、少しだけ文章が出てきます。
そこも重要なシーンなので、読むことをおすすめします。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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もう二度と会えないあなたが、どうか幸せでありますように。

ティラノビルダー製・ノベル・SF・短編・選択肢あり・難易度低め・ED8種類(真ED1種類)

「サイレント・テロ」と呼ばれる現象により、人口が少なくなった未来が舞台の物語です。
男子大学生が、恋人の余命宣告を聞かされるという内容です。

選択肢はわかりやすく、基本的には、見たい順番でエンディングを回収することができました。
また、トゥルーエンドは、2週目をプレイすると見ることが可能になります。1週目と2週目での違いが面白かったです。

主人公がとても純粋で、ヒロインと別れた後どうなるかが気になりました。
しかし、この物語にはそれ以上に、意外な展開がありました。タイトルの本当の意味には、驚きがありました。

3Dの立ち絵が特徴的で、差分が多かった点も楽しめました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ルナティックシンドローム

15禁・一部残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代学園もの・短編・選択肢あり・ED1種類

男子高校生が、知らない後輩に話しかけられるという内容です。
それによって彼は、理性について考えることになります。

後輩が主人公にする話の内容が独特で、印象的でした。
会話を重ねるごとに主人公の様子が怪しくなっていくため、怖かったです。

エンディングは1つであるものの、ストーリー上選択肢の必要性を感じることができ、そこが面白かったです。
立ち絵やスチルも楽しめました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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海の化身

Ren'py製・ノベル・洋風・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

都会で生活をしていた少女が、とある事情により、田舎に住むことになるという内容です。
彼女はそこで、少年の姿をした何かと出会います。

全てではないものの、主人公の母親の性格が、私の母親と重なる部分がありました。
そのため、主人公に共感しやすかったです。

読んでいる途中、日本ではものすごく有名な物語を思い浮かべました。
実際、そのイメージは間違っていなかったので、嬉しかったです。

背景に使用されている画像とストーリーの両方に、幻想的な雰囲気のある作品でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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不幸の味を知ってるか

12歳以上推奨・残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

女子高校生が、自身の持つ特殊な能力により、他人の過去を覗き見ようとするという内容です。
プレイヤーは、彼女のイマジナリーフレンドという設定です。

選択肢は、女子高校生と会話をしているような気分になれるようなものでした。
エンディング分岐は、ゲーム内にヒントがあるので、わかりやすかったです。

作中で描写される「他人の過去」は、タイトルにある通り、不幸なものです。
ただ、この物語の女子高校生と同じように、他人の不幸を知ることに喜びを感じる人がいることも確かです。ワイドショーや井戸端会議などの存在が、それを証明していると思います(また、東日本大震災があった頃、私の父が被害の映像を何度も見て笑っていて、それが不快でした。ちなみに、「勉強になるから見なさい」とも言われました。募金はしたらしいです)。

そういった類のものに触れることは苦手ですが、都市伝説などに関しては、私も結構楽しんでいるため、あまり人のことは言えない部分もあります。また、物語であれば、登場人物が大変な目に遭ったり、バッドエンドになったりするものも好みです(だから、このブログで何度も紹介しています)。
そのような心理について、考えたくなるような作品でした。

キャラクターデザインやBGMの使用の仕方にも好感が持てました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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