忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ぐらぐらする

15禁・残酷表現あり・ティラノビルダー製・ホラーノベル・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類+α

1人暮らしを始めた新入社員の男性が主人公の物語です。
彼は、雨の降る日は気分が悪くなります。

登場人物が多く、把握するまでには少し時間がかかりました。
しかし、「Notes」というシステムがあり、そこで確認することができたため助かりました。

作中では、会社という環境だからこそ起こり得る人間関係に関する問題が語られます。
できる範囲では気を付けているつもりでも、もしかしたら今後自分が似たような問題を起こす側になってしまうかもしれないという怖さがありました。また、作中で起こってしまった出来事には、悲しさもありました。

END1とEND2では、かなりギャップがありました。
好みはEND2ですが、END1は主人公にリアリティーを感じました。

雨を題材にしたBGMが使用されていた点も面白かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

PR

恋するAIと実験生活

WOLF RPGエディター製・ノベル・SF・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

「AIと人間は恋愛ができるのか?」という実験が行われるという内容です。
実験のために、研究者である男性とAIが一緒に生活をすることになります。

セーブは、各選択肢で行うことが可能です。
選択肢の後のAIの反応を見ることによって、正解かどうか判断することができたため、わかりやすかったです。

作中にはいくつか回想シーンがあり、不穏な空気が流れます。その真相には、切なさがありました。
それでも、ハッピーエンドにはあたたかさを感じました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

竹取物語

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED4種類

とある姉弟が、年末に会話をするという内容です。
短いお話が4本収録されています。

ギャグ要素が強く、区切りの良いところで終わるため読みやすかったです。
姉が弟を溺愛している様子と、弟の冷静な対応が面白かったです。年末以外では2人はどのように過ごしているのだろうかと、気になるようなものでした。

全ての作品に触れることはできていませんが、製作者の方の他の作品にはホラーが多いというイメージがあるため、新鮮でした。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

ぼくと死神

ティラノビルダー製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

絵を描くことが好きな男子小学生が主人公の物語です。
彼がハムスターの絵を描いていたところに、死神がやってきます。

キャラクターの台詞は吹き出しに表示されるため、漫画のような印象を受けました。
アニメーション演出が多かった点も面白かったです。

ギャグとしてですが流血表現があるので、人を選ぶタイプの作品かもしれません。
しかし、個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語に、微笑ましさを感じることができました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

暗がりビオトープ

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

1990年代に1人の小学生が、ゲームセンターに通うようになるという内容です。
大人になった主人公が過去を回想する場面から、物語は始まります。

この作品にはTIPSシステムがあり、専門用語に関する解説を読むことができます。
親切な設定となっていて、ゲームセンターにある機械にまつわるものだけでなく、風営法などについても触れられていた点に、好感が持てました。
また、立ち絵がシルエットで表示されるところや独自の画面デザインに、「この作品らしさ」を感じました。

主人公がゲームセンターを訪れた最初の原因は、父親がパチンコに行くためそこに置き去りにされたからというものです。
余談ですが、大学生の頃に受けた経済に関する講義で、パチンコ店はリピーターを増やすためにオープン初日だけ当たりやすいようにしていて、それ以外の日は外れやすいようにしていると聞きました。だから行くのであれば、初日だけにした方が良いらしいです。
持っていても自分で真偽を確認しようとは思わない情報なので、この機会に載せておきます。

ゲームセンターの中には独特の人間模様があり、主人公も少しずつ関わっていくことになります。
それによって変化が現れるのですが、舞台となっている場所が違っていたらこのような展開にはならなかっただろうなと感じることのできるストーリーでした。
昔1度だけ、朝早い時間にショッピングモールを訪れたことがあり、ゲームセンターの筐体が一斉に動き出す瞬間を外から見た記憶があります。当時は中には入らなかったものの、面白かったです。それを思い出すような作品でした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

11 2025/12 01
S M T W T F S
2 3 4 5
8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

リンク

カテゴリー

最新コメント

[04/21 Dreal広報担当]
[04/21 Dreal広報担当]
[02/14 なんこつ]
[02/14 なんこつ]
[02/03 たぬき]

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.