WOLF RPGエディター製・謎解き・現代日本もの・短編・難易度やや高め・
ED4種類+α(真ED1種類)
プレイヤーが、誰かの個人サイトを閲覧するという内容です。
基本的にはマウスで進めるゲームですが、一部、キーボード入力をする要素があります。
BBS、キリ番、隠しページ探しなど、平成のインターネットに存在した要素が満載で、タイムスリップした気分になりました。登場するサイトや固有名詞は全て架空のものですが、実在していそうな雰囲気があり、面白かったです。
それと共に、令和のインターネットは当時と比較して便利になったことも実感しました。
ストーリーは、作中の個人サイトにあるコンテンツやリンク先のページを覗いたり、ヘルプ機能を使うと出てくるイルカのヒントを参考にしたりすると、進めることができます。
序盤は何が起こるかわかりませんでしたが、真相に近づく(または判明する)と、至るところにヒントが隠されていたことに気付き、すごいと思いました。
その中でも(プレイ済みの方にしかわからない書き方をしますが)、メールEを送れるようになるテンプレートを入手するための謎解きが特に好きです。
メインとなるエンディングは4種類ですが、それとは別に10種類のバッドエンドが存在します。
このうちの2種類がなかなか見られなくて、プレイ時間が掛かりました。見なくてもクリアはできるものの、回収したくなるゲームでした。
ゲームを起動する時間によってサイトの入口のコメントが変わるなど、仕掛けも多く楽しめました。
制作者の方のブログは
こちらです。
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