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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

コドモのコドモ

邦画・現代・122分

小学生の女の子が、性に関する知識がないまま友達と「くっつけっこ」という遊びをしたら、妊娠してしまったという内容です。
原作となっている漫画もあるようですが、読んだことがないため、ここで書くのは映画のみの感想です。

正直、不満な点も一部ありますが、こういう題材の作品は必要だと思いました。

この作品の好きなところは、性教育のあり方に対して問題提起がされていることです。
反感を持つ方もいるかもしれませんが、私個人は、「子どもはどうしたら産まれるのか」ということについて、義務教育で正しく教えた方が良いという意見を持っています。

というのも、小学生の頃、授業であるビデオを見て、街で異性と偶然ぶつかっただけでも妊娠すると勘違いしていたからです。今はそういう訳ではないとは分かりました。しかし、今でも妊娠について情報を集めようとしても、事実とそうでないものの区別がつかないことがあります。
それとは多少異なりますが、この映画の場合は、性知識がないことが原因で起こる、取り返しのつかない問題もあることを教えてくれます。

主人公は子どもが産まれる方法を、「くっつけっこ」という遊びをした日より後に知ることになります。
それからの主人公の心情や、授業で教えた教師と児童の保護者との対立が興味深かったです。



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以下ネタバレ

僕の宝物

LemoNovel AS3製・ホラーノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

高校生の主人公が夏休みに、昔住んだことのある場所を訪れるという内容です。
この作品をプレイするには、Adobe AIR 3.1以上がインストールされている必要があります

序盤は、旅をするような楽しさがありました。しかし、すぐにそれを覆すような展開になりました。

主人公がある事件のことを聞き、真相を探ることになります。
ストーリーを進めるにつれて徐々に事件の全貌がみえてくるのですが、結末は予想できませんでした。

ホラーですが、幽霊などの怪異がメインのものとは種類が異なります。
「怖い」というよりは、どちらかというと、「悲しい」タイプの物語でした。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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8月の雨 ― Raining in August.

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・選択肢あり・短編・難易度低め・ED4種類

8月下旬、歩道橋の下で雨宿りをしている主人公が、そこにやって来た人と話をするという内容です。

このゲームは、ノベルゲームをやり始めたばかりの頃にプレイしました。2007年か2008年くらいなのですが、今でも大好きです。

説明書にはオチが読めるというような文章が書かれていました。しかし、ノベルをあまり知らなかったというのもあってか、当時の自分には予想できませんでした。

1周目は、ただ人と会話するだけなのかと思っていました。
雨が降っているからという理由があるとはいえ、話し相手が去って行っても歩道橋の下から動こうとしない主人公に疑問を感じました。

けれども、プレイを繰り返すうちに段々と真相が見えてきて、主人公がずっと同じ場所にいることにも納得するようになりました。

あるエンディングを見るとタイトル画面が変わります。その頃になって最初のタイトル画面の意味を初めて理解しました。この仕組みがすごいと思いました。

この作品は、「Vector」で公開されています。

2018年3月9日追記……現在は公開停止されているようです。

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Margikarman

RPGツクールVX Ace製・RPG・現代日本もの・中編・難易度普通・ED1種類

主人公たちが街を探索し、自分について忘れていることを知るという内容です。

ゲーム内に「夕方の世界」と「夜の世界」があり、時間帯によって登場するキャラクターや起こるイベントが異なります。また、マップ上にいる会話や台詞が聞けるキャラは、ゲームの進行状況によって台詞が変わります。

公開された当初は、現在「ふりーむ!」の紹介ページの最後の方にある文章はなかったと思います(私が読み逃していただけかもしれませんが)。
当時、何も知らないままサイトにあったキャラクターの紹介文を見て、ある単語に対して、疑問に思うところがありました。そして、プレイするとすぐに、その単語の意味が分かりました。

このゲームの最も好きな点は、キャラクターの精神面に重点が置かれているところです。
ゲームを進めていくと、パーティメンバーの周囲の環境や体験したことが分かります。それらが与えた影響による登場人物の気持ちの変化や、現実を受け止める姿を見ることが楽しかったです。

他にも好きな点はいくつかあります。
そのうちの1つは、どのようなストーリーだったか、自分が進めたところまでの簡単なあらすじを見ることができる点です。登場人物の日記という形なので読みやすく、ゲームを中断して間が空いた後に再開するのにも便利でした。

探索も、場所を選択する画面と、登場人物の会話の両方が見ていて面白いと思いました。特に、学校と主人公の自宅で聞ける会話が好きです。

クリアして一応のエンディングを見るだけなら戦闘で詰まることはあまりありません。
しかし、その後に続くシナリオでは敵が強くなり、裏ボスを倒すのには時間がかかりました。
裏ボスには戦闘パターンがありましたが、倒すためにお金をたくさん集めてアイテムを結構買った記憶があります。


制作者の方のサイトはこちらです。

2014年4月25日追記……結構前からのことになりますが、リメイク版である「Margikarman ItoA」も公開されています。基本的なストーリーは変わりませんが、追加された要素がいくつかあります。

追加された要素の全ては見ることができていません。けれども、敵キャラの説明が読める図鑑システムや、パーティメンバーの会話が見られる「ゴーストチャット」が楽しいと感じました。

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6年2組ゾンビ飼育委員

12歳以上推奨・残酷描写あり・Nscripter製・ホラーノベル・現代学園もの・
選択肢あり・短編・難易度低め・ED3種類

主人公を含めた小学生5人が、学校の教室に閉じ込められるという内容です。
3種類のエンディングを見ると、おまけシナリオのようなものが出てきます。

選択肢は1ヶ所ですが、迷いました。「選ばない」という選択肢がこのゲームにあったら、それを最初に選んでいたと思います。

1周目で「TRUE―END?」を見ることはできました。
ストーリー展開には予想外の部分もありました。しかし、事件の黒幕は期待していた人物だったので、その面では安心しました。

「TRUE―END?」を見た後でも、残り2つのルートも楽しむことができました。
エンディング自体はエンド2の方が好きなのですが、エンド1に進むルートで主人公がクラスメイト2人の反応を見たときの、とある一文も良いなと思いました。

背景に黒白の写真が使われていた点も、物語の雰囲気と合っていて好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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